SAS、AI(人工知能)技術を融合した需要予測・在庫最適化のための統合ソリューションの最新版を国内提供開始

SAS Institute Japan株式会社

From: Digital PR Platform

2016-12-07 11:00


アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、AI(人工知能)の技術を融合し、需要予測から在庫最適化までの一連の機能を強化した「SAS(R) for Demand-Driven Planning and Optimization」の最新版を、国内で提供開始しました。

SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationは、需給計画業務に必要な全ての機能、すなわち需要シグナルの分析・探索、需要予測、需要予測のコンセンサス、在庫最適化・補充計画、サプライチェーン全体の評価を単一基盤上で提供する統合ソリューションです。精度の高い需要予測と在庫の最適化と自動化、さらには、需給計画業務における体系的な意思決定プロセスを実現するための基盤を提供します。

【SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationのメリット】

■市場変化に俊敏に対応可能な高い精度の需要予測を実現
40年間の実績に裏付けられた、信頼性の高いSASの統計・機械学習アルゴリズムにより、消費需要に対するマーケティング・販売施策の効果や来店客数・棚割等の効果を詳細に考慮した上で、月単位だけでなく、日単位あるいは時間単位の精度の高い短期の需要予測結果を素早く得ることができます。

■AI(人工知能)技術と人間の判断プロセスの融合により、新製品の需要予測の精度を向上
新製品の需要予測に使用する類似製品の選定、需要データのクレンジングと分類、予測モデルの作成そして予測という各ステップを、一般ビジネスユーザーが、人工知能アルゴリズムの導き出す推奨値を参考にしながら、対話形式で進めることができます。これにより、精度の高い新製品需要予測が可能です。

■サプライチェーン全体の在庫最適化機能により、発注業務におけるマニュアル作業を大幅に削減
多階層の在庫最適化に対応したAI技術(SAS独自の最適化エンジン)により信頼性の高い補充計画が作成され、従来のマニュアル発注業務が大幅に削減されます。業務ルールの変更などがもたらす欠品率およびサプライチェーンのコストへの影響を、一般ビジネスユーザーにも使いやすいインターフェイスでその都度シミュレーションしながら計画を最適化することが可能です。

■ビジネスユーザー向けの使いやすいインターフェイスを備えた統合ソリューションによるROIの最大化
計画業務に必要な全ての機能群およびユーザー・インターフェイス群が予め用意されているため、追加の画面開発や各機能の統合のための追加開発を必要としません。これにより追加投資を抑制し、導入時や市場の変化に対応するための変更コストと時間を最小化します。また、ユーザーは使いやすいインターフェイスから、その複雑さを意識することなく、高度なAI(人工知能)の利点を簡単に活用することが可能です。

【SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationの主な機能】
SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationは、サプライチェーン最適化のための一連の需給計画業務に必要な全ての機能を、シングルプラットフォーム上でシームレスに連携する統合ソリューションです。

■需要シグナル・レポジトリ
在庫データ、出荷データ、受注データや配送データに加えて、予測精度の向上に不可欠な、POS/パネル調査、販売キャンペーン、価格、ソーシャルメディアなど、需要に関するあらゆるデータを一元的に管理

■SAS Demand Signal Analytics
需要に関わる様々なデータを使用して、営業・マーケティング・在庫管理各担当者にとって必要な洞察を得るためのインメモリ型ビジュアルツールを用いた分析・レポーティング環境

■SAS Forecast Analyst Workbench
価格、販促、マーケティング・イベント、来店客数や棚割り、気象情報その他の需要要因を考慮かつ大規模で精度の高い需要予測を提供

■SAS New Product Forecasting
類似製品の需要パターン、需要ボリューム、製品ライフサイクルなどをもとに、統計・機械学習アルゴリズムを適用して、これまでにない高い精度の新製品予測を実施

■SAS Collaborative Planning Workbench
対話型のWebインターフェイスとワークフロー機能、業界標準の評価指標による、統合型の事業計画環境で、予測値のコンセンサスを得るための体系的なプロセスを提供

■SAS Inventory Optimization Workbench
在庫階層や製品階層などを自由に定義し、多階層ネットワーク全体を最適化する在庫補充計画を作成し発注業務のほとんどを自動化します。影響把握のためのシミュレーション機能も提供
その他、SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationのアナリティクスを活用した独自の機能の詳細を説明した資料「アナリティクスを活用した独自の優位性」は、こちらをご覧ください。
(リンク »)

SASの需要予測ソリューションは、1976年の創業以来SASが最初に提供を開始したソリューションです。現在、グローバルではネスレ社をはじめとする17,000社が導入しており、日本国内でも、流通・小売業、製造業、運輸業、通信業など、幅広い業界の各種企業で活用されています。
ネスレ社のSAS for Demand-Driven Planning and Optimization 事例記事はこちらをご覧下さい:
(リンク »)

SASのコマーシャル営業本部本部長 松田博文は、次のように述べています。「どれほど複雑な分析モデルを扱ったとしても、従来のように供給サイドの出荷データだけを見ていては、正確な将来予測をすることはできません。SASは、顧客接点におけるあらゆる需要要因を取り込むことで、プル型市場である現代の小売・消費市場に適した精度の高い需要予測と在庫計画を可能としています」

SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationは、消費財メーカー、自動車製造メーカー、電気製品メーカー、電子部品メーカー、製薬メーカーやそれらの小売事業者、通信業などの業種を中心に、販売を展開していきます。

SAS for Demand-Driven Planning and Optimizationの詳細は、こちらをご覧ください。
製品カタログ(日本語): (リンク »)

<SAS Institute Inc.について>
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、80,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。


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