【メディアアラート】5G、IoT対応で発生する通信事業者のセキュリティ課題に対応した大容量セキュリティプラットフォームThunder CFW

A10ネットワークス株式会社

2017-03-13 12:00

日本の通信を支える通信事業者は、現在、5G移行やIoTデバイスの普及に対応するため、次世代テクノロジの採用を進めています。これにより、新しいサービスやアプリケーションが加入者に提供され、ビジネスが拡大する一方、新たなセキュリティ上の懸念も発生します。

 A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、これからの時代に通信事業者が直面する様々な懸念を解決すべくハイパフォーマンスセキュリティプラットフォーム「Thunder CFW (Convergent Firewall)」 を、2016年3月より提供しています。

 Thunder CFWは、通信事業者や大企業、データセンターで必要となる複数のセキュリティソリューションを一つのアプライアンスに統合した、これまでにないセキュリティプラットフォームです。

 Thunder CFWが持つセキュリティソリューションの一つ「Gi/SGiファイアウォール」は、通信事業者向けのファイアウォール機能やDDoS 防御機能、IPv4枯渇対策/IPv6移行機能(CGN)を集約し、通信事業者の自社インフラストラクチャや加入者向けに、ハイパフォーマンスかつ安全なネットワークを提供します。

 通信事業者は、Thunder CFWを利用することにより、これまで複数のデバイスで実現していたセキュリティとアプリケーションネットワーキングに必要な機能を、単一のアプライアンスに統合できます。あわせて、ネットワークのセキュリティや性能、効率性を高め、性能設計などの予測がしやすくなり、加入者のニーズ拡大に応える新たなアプリケーションの開発、提供に集中することができます。

 Thunder CFWのフラグシップモデルは、1Uで 220Gbps スループット、同時接続数2億5600万という高いファイアウォール性能を備えています。この同時接続数は、インドネシアの全国民 (リンク ») に1コネクション、または2016年に世界中で販売されたすべてのデスクトップPCとノートPC (リンク ») にそれぞれ1コネクションを提供するのとほぼ同じ値です。

●Thunder CFWの通信事業者向け主要機能
・Gi/SGiインターフェイスの保護:
 Gi/SGiファイアウォール機能は、通信事業者のサービスを利用している加入者と、その基盤ネットワークを悪意のある攻撃から防御します。エンタープライズサービスやNAT IPプールを防御し、安定したサービス提供を実現します。Gi/SGiファイアウォール機能は、ステートフルファイアウォールやDDoS防御、プロトコルアノマリー防御などのモバイルネットワークに対応したセキュリティ機能と、高度なポリシー制御機能を提供します。

・モバイルバックホール保護のためのIPsec VPN:
 基地局とコアネットワーク間の接続は本質的に安全ではありません。LTEモバイルデバイスとセキュリティゲートウェイ間で、Thunder CFWが提供する高速なIPsec VPN機能を使用することにより、モバイルデバイスのセキュリティリスクを軽減し、加入者のトラフィックの機密性およびデータ完全性を維持します。これは一次事業者がMVNO (仮想移動体通信事業者) パートナーのトラフィックを分離する場合や、サービスプロバイダーが信頼性の低いネットワーク上でキャリアグレードのWi-Fiを提供する場合に役立ちます。

・5G対応:
 5Gへの移行に伴う接続端末の増加や多くの同時接続数に対応した大容量の処理性能と、多くのネットワーク要求があった場合でも対応できる高い可用性を提供します。これにより通信事業者は、5Gに移行した場合でも、顧客満足度と顧客ロイヤリティを維持することができます。

・IPv4枯渇対策/IPv6移行:
 Gi/SGiファイアウォールと完全に統合されたIPv4枯渇対策/IPv6移行機能(CGN、キャリアグレードNAT )により、多様なIPv6移行技術の選択肢と、機能統合による、設備・運用コストの削減を実現します。

■A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキングおよびセキュリティ分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。お客様のデータセンターにおいて、アプリケーションとネットワークを高速化し可用性と安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。詳しくはホームページをご覧ください。
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A10 ロゴ, A10 NetworksおよびThunderは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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