日本の強みは、現場の熟練者によって磨き上げられた技術と経験の蓄積による“高品質なものづくり”や“おもてなしのサービス”にあると言います。日本が目指すべきデジタルイノベーションとは、熟練者“匠”のなかにあるこの技術や経験というアナログの暗黙知を、センサーやカメラなどで得たデジタル化データや新しい技術を使って形式知に変えて新しい価値を生み出すことです。つまり、新しい価値を生むのは、デジタル化されたデータとこれを活用したサービス(ソフトウェア)です。そして、このサービスを顧客やビジネスパートナーへ提供するためには、契約や取引の機能が必要です。新しい価値を提供するサービスに、契約管理や取引処理など機能を提供するのはERPシステム(基幹システム)となります。これまで、デジタル化についての説明(#13)、デジタルイノベーションの実現とそのシステム構成(#14)について紹介してきましたが、今回はそのまとめとしてERPシステムがその成功を左右する役割であることをご説明します。
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