アイティフォーとAI inside が業務提携、AIを活用したOCRサービスを提供開始 ~高精度の読み取りエンジンを活用したDX Suite で業務効率化を実現~

株式会社アイティフォー

2018-12-10 16:30

株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長:東川 清)は、AI inside 株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:渡久地 択)と2018年11月に業務提携し、同社のAI-OCRソリューション「DX Suite(ディーエックス・スイート)」の提供を開始することを本日発表いたします。価格は初期費用として150万円、月額費用として従量課金で1項目1円の月額10万円から。当社では金融機関や地方自治体など幅広いお客様を対象に、今後3年で50社の受注を目指します。

◆業務提携の背景
 近年、各企業では業務効率化や人件費削減が課題とされており、各社でさまざまソリューションが検討されています。当社の金融機関のお客様も、顧客が記入した用紙など紙の書類を多く取り扱っていますが、従来のOCRで文字を読み込んでも精度が低いため、職員がシステムで修正するなど、業務の自動化や効率化が実現できていないという課題を抱えられていました。このような課題に対し、当社はAI-OCRソリューションの提供について検討を開始し、DX Suite を取り扱うAI inside 社との業務提携を決定しました。

◆AI-OCRソリューション「DX Suite」とは?
 AI inside 社が開発した「DX Suite」は、画像認識したデータをテキスト化する際にAIを活用することで高い読み取り精度を実現することと、Neural-Xという共通エンジンが150社以上有するユーザーの豊富な修正データを学習して進化することが特長です。当社のサンプル調査の結果では、DX Suite の読み取り精度は、手書き文字でも文字単位で90%以上の読取りが可能であり、従来のOCRが実現できなかった文字と文字のつなぎ目や切れ目も判別できます。読み込んだ情報はその場で確認、修正することが可能です。

◆まずは個人ローン業務支援システム「SCOPE(スコープ)」と連携
 当社では、まず金融機関向けの個人ローン業務支援システム「SCOPE」とDX Suite との連携を開始しました。SCOPE は、個人ローンの申し込み受付後の審査業務を自動化し、審査の効率化を実現します。申し込み受付については、Webやタブレット経由での申込みの情報は自動でSCOPE に取り込み可能ですが、不動産会社からFAXで受領する用紙や、店頭で記入された申込用紙の情報は、その後職員がシステムに手入力しているのが現状です。SCOPE とDX Suite を組み合わせることで、OCRがテキスト化した内容をSCOPE に連携することが可能になり、ミスの削減と効率化を図ります。
 今後は、金融機関だけでなく官公庁・地方自治体といった公共機関など対象業種を拡大し、また当社のRPA業務自動化ツール(注1)や自治体向けシステム(注2)などさまざまな製品との連携を進めることで、お客様の業務効率化の実現に対するソリューションをご提供してまいります。


(注1)RPAとはRobotic Process Automationの略です。当社では、RPA業務自動化ツールとしてNICE(ナイス)社の「NICE Advanced Process Automation(ナイス・アドバンストプロセスオートメーション)」を提供しています。
(注2)当社の自治体向けシステムには、債権管理ソリューションとして「滞納管理システム」と「催告業務システム」が、学務支援システムとして「給食費管理システム」「学齢簿管理システム」などがあります。


【製品URL】
・AI-OCRソリューション「DX Suite」
  (リンク »)
・「SCOPE」 個人ローン業務支援システム
  (リンク »)

【プレスリリースURL】
  (リンク »)

【報道機関からのお問い合わせ先】
 広報部 TEL:03-5275-7914 E-mail: kouhou_ml@itfor.co.jp

【株式会社アイティフォーの概要】
 代表者:代表取締役社長 東川 清
 本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
 事業内容:システムインテグレーター(システム構築)
 東証第一部(4743)
 電話:03-5275-7841(代表)
 URL: (リンク »)

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