<HITO病院のスタッフがPlatioで作成したアプリの例>
リハビリテーション科の資産管理アプリ
備品の管理が効率化、紛失を防止
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プロジェクトの管理アプリ
スタッフの回答を一覧で表示
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<Platio採用のポイント>
(1) システム開発会社に依頼することなく、院内のスタッフだけで業務に適したアプリの作成が低コストでスピーディーに行うことが可能
(2) 利用方法に関するトレーニングが必要なく、誰でも直感的に使えるユーザーインターフェイスで、スマートフォン(iPhone)を用いた医療現場の働き方改革の促進にも繋がる
(3) 報告データがクラウドに一元管理され、いつでもどこでも一覧で参照できる利便性と管理者への通知機能
(4) 医療分野に活用できるテンプレートアプリが豊富
■ HITO病院がPlatioを採用した背景と目的
HITO病院は257床を有し、高度急性期医療を提供しながら地域の社会インフラとしての役割を果たしています。ホテルのような建物とスタッフ対応、さらには介護を含めた幅広い領域における独自の地域包括ケアシステムを構築するなど、数々の先進的な経営スタイルが全国の注目を集めている社会医療法人です。HITO病院ではITを活用した業務改善も積極的に推進しています。特に、PHSの運用が2020年に終了することに先行して2018年6月よりスマートフォンを病院内に順次採用しました。これにより、紙ベースで行われていた業務をスマートフォンの活用によるIT化、アプリ化を推し進め、その一環として、アステリアのモバイルデータ活用サービス Platioが2019年6月に導入されました。
Platioは、医師・看護師・メディカルスタッフが日常携帯するスマートフォンにインストールされ、日常業務のアプリ化が推進されています。具体的には、紙で管理していた看護師の日報、リハビリ用の貸出備品の管理簿などをPlatioでアプリ化することや、音声入力ツールと併用することでタッチ&音声だけで各種アプリへの入力を完結させるなどの効率化も進めています。現在では、現場の担当者から寄せられたアイデアをもとにPlatioによる10種類以上のアプリが利用され、医療現場の働き方改革に貢献しています。
また、これらのアプリはPlatioを通じて社内スタッフが数時間から1日(1アプリ当たり)で完成させたものです。現場からはどんどんとアイデアが上がってくるので、機能アップにつながる仕様変更や新たなアプリの作成も日々行われている状況で、ノンプログラミングで医療現場に即したアプリ作成が手軽にできるPlatioの機能を最大限に活用した業務改善が進められています。
<Platioで作成した現在運用中・運用予定のアプリと利用イメージ>
[用途] 利用したPlatioのテンプレート {アプリ名}
[業務報告] 営業日報テンプレート
{看護師向け日報アプリ}
{ハイケアユニット向け日報アプリ}
{緩和病棟向け日報アプリ}
{ICT推進課向け業務日報アプリ}
[状態管理]
オフィス資産管理報告テンプレート {リハビリ科向け資産管理アプリ}
社内イベント管理テンプレート {リハビリ科向けイベント出欠確認アプリ}
プロジェクト作業進捗管理テンプレート {プロジェクト進捗管理アプリ}
業務日報テンプレート {病院業務における目標値管理アプリ※}
[情報共有] 業務日報テンプレート {褥瘡(じょくそう)における医療安全情報共有アプリ※}
[調査] 不動産物件調査票テンプレート {リハビリ後の患者/ご家族の家屋調査アプリ※}
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経営管理室 ICT推進課 CTO:篠原 直樹 氏(左)
経営管理室 ICT推進課:村山 公一 氏(右)
Platio導入後、現場のスタッフから「こんなアプリ、作れない?」と今まで以上に改善の提案があがるようになりました。Platioならすぐにアプリを作って現場で使えるので、今では10を超えるアプリを活用しています。医療業界はスピード重視ですので、Platioはそんな風土にマッチしています。
今後は100名規模への利用拡大に加えて、院内のニーズを汲み取る様々なアプリを作り効率化することで、生まれた時間で患者様と向き合う時間を増やしていきたいと考えています。こうして、理念でもある「HITOを中心に考え、社会に貢献」を実現していきたいです。
■「Platio」を導入した効果
Platioを活用して制作した10種類のアプリの活用を通じて、従来の紙への記入による作業から音声入力とタッチ操作だけで情報を入力できるようになり、日報や各種管理簿などの作成業務を効率化することができました。また、各担当者が入力した情報は、医療現場の全ての職員がどこにいても確認できるようになり、患者の状態やリハビリ機器などの貸出状況のタイムリーな把握が実現されました。さらには、今まで職場で使うアプリやツールはIT企業に発注していましたが、Platioを使うことで病院内の様々な業務や役割に合わせた専用アプリをたった1日で院内のスタッフが作成することができるようになりました。こうした迅速なアプリ作成によって現場にすぐに展開でき、素早い業務改善に繋がっています。
HITO病院による具体的な導入事例はこちらのサイトで紹介しています。
plat.io/ja/case/hitomedical
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■「社会医療法人石川記念会HITO病院」について( Webサイト hitomedical.co-site.jp/ )
「誰からも選ばれ、信頼される病院を目指す」をミッションとする地域と医療を絆で結ぶ病院。情報通信技術による医療の質向上と働き方改革を目指している。
■「Platio」について( Webサイト plat.io )
Platio(プラティオ)は、現場を統括するリーダーのためのモバイルデータ活用サービスです。業務に合わせたモバイルアプリを簡単に作成し、現場状況の情報収集とデータの可視化を実現。そこから得られる「気づき」がリーダーの現場改革を推進します。現場の情報を収集するモバイルアプリはリーダーが業務に合わせて作成。利用者のデバイスにセキュアに配信されたアプリで簡単に情報を入力できます。集まったデータはクラウドに自動保存。リアルタイムに閲覧するだけでなく、通常とは異なるデータや状態をPlatioが検知し、お知らせ。これまで見逃されていた小さな変化や予兆に気づき、現場の改革を推進します。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され「2018年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。
■「アステリア株式会社」について( Webサイト www.asteria.com/ )
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたアステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に7,783社(2019年3月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,507件(2019年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社
広報・IR室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297
FAX:03-5718-1261
E-mail:press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社
ネットサービス本部 製品担当:中嶋誠
TEL:03-5718-1250
FAX:03-5718-1261
E-mail:pm@asteria.com
用語解説
※:今後運用予定のアプリ
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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