性能を向上させたA10 vThunder TPSは、1台の仮想アプライアンスで100 Gbpsのスループット性能を備え、8台のクラスタ構成により最大800 Gbpsまで拡張できます。これによりサービス事業者は、DDoS攻撃の規模に応じて段階的に拡張可能な、エラスティックなDDoS防御基盤を構築できます。A10 vThunder TPSは、コンパクトかつ効率的であるため、次世代モバイルエッジコンピューティング(MEC)環境に導入でき、高性能なDDoS防御とあわせてスペースや電力の削減を実現します。
5Gに取り組むモバイル事業者やクラウドサービス事業者において、専用ハードウェアを中心とした物理環境から、俊敏性に優れた仮想環境への移行が進んでいます。サービス事業者は、エラスティックな仮想プライベートクラウドに追随できるDDoS防御ソリューションを必要としています。
加えて事業者は、大規模なイベントの開催や商戦期間などでトラフィックが増えている最中に大規模なDDoS攻撃が重なったとしても、サービスの可用性を保つ必要があり、今後迎える5G時代においてその必要性は顕著になります。また、エネルギーや農業、運輸、医療、製造業を支援するIoTサービスが展開される中で、DDoS攻撃はますます深刻な脅威になると予想されます。
A10 vThunder TPSは攻撃の規模に応じて段階的に拡張可能なため、DDoS防御リソースへの過剰投資をなくし、費用対効果が高いネットワークとインフラの保護を実現します。
■A10 vThunder TPSの主な特徴
・クラウド対応のDDoS防御:
KVMやVMware ESXi、Microsoft Hyper-Vなどの主要プライベートクラウドプラットフォームに対応し、柔軟なDDoS防御基盤の構築や運用が可能です。今回、1台の仮想アプライアンスで100 Gbps、8台のクラスタ構成により最大800 Gbpsのスループット性能を発揮できるよう性能を向上させたことで、5Gに取り組むモバイル事業者やクラウドサービス事業者の性能要件を満たします。
・俊敏性とスケーラビリティ:
帯域幅を共有できるサブスクリプションライセンスA10 FlexPool®を利用してライセンスを割り当てることで、ハードウェアアプライアンスでは購入から配送、インストールまで数週間から数か月かかっていた時間をなくし、数時間で帯域幅を拡張できます。防御性能が断続的に必要なくなった場合にも、ライセンスの帯域幅を他の接続拠点に再割り当てすることで帯域幅を縮小できます。A10のサブスクリプションモデルであれば、初期投資やアップグレードのコストを低く抑えることができます。
・包括的な保護:
サービス事業者の5GやNFVによるビジネス変革を支援するための製品群「A10 Orion 5G Security Suite」とA10 vThunder TPSを連携させることで、高性能なDDoS攻撃の検出と緩和だけではなく、モバイルやクラウドネットワークのインフラ全体にわたる各種脅威に対する保護を実現します。
■提供開始日
性能を向上させたA10 vThunder TPSは、2020年6月までに日本市場で提供開始します。
■Interop OnlineにおけるBest of Show Awardへのエントリー
性能を向上させたA10 vThunder TPSは、4月13日(月)からオンライン上で開催されている
「Interop Online」のBest of Show Awardにエントリーしております。
・Best of Show Award特設サイト
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●A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)は、サービス事業者やクラウド事業者および企業で利用される5Gネットワークやマルチクラウドアプリケーションのセキュリティを確保します。高度な分析や機械学習、インテリジェントな自動化機能により、ミッションクリティカルなアプリケーションを保護し、信頼性と可用性を担保します。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界117か国のお客様にサービスを提供しています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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A10 ロゴ、A10 NetworksおよびFlexPool は米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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