A10ネットワークスは、通信事業者やインターネット接続事業者向けに第6世代ハイエンドモデル「A10 Thunder 8665S」を日本市場で発売すると発表した。400Gbpsインターフェースを搭載する。
同モデルは、最新ファームウェア「ACOS(Advanced Core Operating System)バージョン6」に対応し、広帯域バックボーンネットワークに直収できる400G×12ポートを標準搭載している。コンパクトな筐体で高い性能を実現する。
「A10 Thunder 8665S」
ポート集約によるファイバー数や電力の削減で管理を簡素化し、運用コストを低減し、1.5Uのコンパクトな筐体ながら550Gbpsの高スループットを提供する。CGNAT(Carrier Grade NAT)やGiFW(Giファイアウォール)機能などをサポートし、通信事業者などにおける大規模ネットワークで利用できる。
同社は、クラウドサービスなどの利用増加に伴うデータトラフィックの増大に対応するため、通信事業者でISPでバックボーンネットワークに400ギガビットイーサネットの採用が進んでいると説明。同社は、第6世代プラットフォームに対応したモデルを順次リリースする予定で、エントリーモデルを2024年7月頃、ミッドレンジモデルを2024年末頃に提供するとしている。