コロナ禍を契機に社内のIT投資や経営資源の見直しを図る企業様から、「AWS利用料や運用費がかさんでいるが、どうしたら削減できるのかわからない」「自社のAWS利用料を最適化するにはどうしたらいいか」というお問い合わせを多数いただいております。
導入したばかりのAWS基盤やシステム運用に費用がかさんでしまうと、次に構築するシステムへの投資が難しくなり、AWS利用のメリットを享受しにくい状況となる可能性があります。
その課題解決のため、AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」のタイマートリガー機能を強化することで、お客様の運用形態に合わせて柔軟にサーバーやサービスの停止・起動、スナップショットの取得などを実行いただけるよう機能改善を行いました。
店舗や事業所それぞれの運営状況に応じてAWS運用のオペレーションを自動化することで、利用時間外のリソース利用量だけでなく、運用担当者の負荷を軽減でき、より生産性を向上させることが期待できます。
■ 従来の機能
Cloud Automatorでジョブを定期的に実行させる場合は、タイマートリガーを使って以下のような条件を設定することができました。
・毎週:月〜金曜日の 09:00、ただし祝日は除く
・毎月:10日の 09:00
しかし、一般的な日本のカレンダーとは異なる店舗や事業所独自の休業日については「例外的にジョブを実行しない」ことが難しいケースがありました。
■ 新機能「スキップ日付指定機能」について
今回リリースする「スキップ日付指定機能」では、既存のタイマートリガージョブ、もしくは新しく作成するタイマートリガージョブに対して、例外的に実行しない日付として「スキップ日付」を指定できます。
例えば、「基本的には毎日朝9時に実行したいジョブを5月28日と6月4日は実行させない」という場合は、画像のように設定を行います。
詳細についてはこちらをご覧ください。
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このプレスリリースの付帯情報
用語解説
■ 当社が独自開発したAWS運用自動化サービス「Cloud Automator」とは
Cloud Automatorとは、当社が自社開発したAWS利用における「ジョブ自動化」と「構成レビュー自動化」の大きく2つの機能ラインナップで提供している誰でも利用可能なWebサービスです。タイマーによる起動/停止といった基本的な運用によるコスト削減だけでなく、バックアップやセキュリティ対策、システム連携も可能。AWS運用自動化の最適解となるサービスです。過去の導入事例では、AWSへの移行時にCloud Automatorを同時導入したことで、ITインフラにかかる費用を5年間で約40%削減に成功しています。
累積ユーザーは既に2,500を超えており、国内屈指の製造メーカーや商社のほか、メディアやコールセンターなど様々な企業で導入いただいております。
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■ 株式会社サーバーワークスについて
サーバーワークスは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、2008年よりクラウドの導入から最適化までを支援しているAWS専業のクラウドインテグレーターです。
2021年4月末日現在、890社、10,300プロジェクトを超えるAWS導入実績を誇っており、2014年11月よりAPN最上位の「AWS プレミアコンサルティングパートナー」に継続して認定されています。
移行や運用、デジタルワークプレース、コンタクトセンターなど多岐にわたって認定を取得し、AWS事業を継続的に拡大させております。
取得認定、実績についての詳細はこちらをご覧ください:
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※APNは、AWSのエコシステムを支えるシステムインテグレーター(SI)、戦略的コンサルティングファーム、ソリューションプロバイダ、マネージドサービスプロバイダ、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーなどによって構成されております。
*本リリースに記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。
*アマゾン ウェブ サービス、およびAWSは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
*本リリースの情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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