3年ぶりに開催されたデュッセルドルフの夕べにトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA」を提供

SBIトレーサビリティ株式会社

From: PR TIMES

2022-10-03 14:46

~デュッセルドルフから輸送されたアルトビールにブロックチェーンを活用したトレーサビリティ情報を表示~

SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、独デュッセルドルフ市、ノルトライン・ヴェストファーレン州、メッセ・デュッセルドルフ社が主催するデュッセルドルフの夕べにおいて、デュッセルドルフから輸送されたアルトビールの生産地トレース情報のプラットフォームとして、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用した当社のトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA」(以下「SHIMENAWA」)を提供しましたのでお知らせいたします。



■ SHIMENAWAのアプリ画面(一部)

[画像1: (リンク ») ]

 デュッセルドルフの夕べは、デュッセルドルフ市とノルトライン・ヴェストファーレン州に拠点を置く日系企業の皆様が集う交流会です。日本の企業や団体は通常、社員または職員を海外の現地法人に駐在員として数年間派遣します。そのため、日本人の従業員がデュッセルドルフで生活する期間は限られており、彼らが日本に戻ってからも、かつての「デュッセルドルフの日本人」とつながりを維持しようと、1981年にデュッセルドルフの夕べと銘打った交流会を発足し、今では3年に1回のペースで開催されています。コロナ禍前において約1,000人以上が集うこの交流会は、旧交を温めたり新しい人脈を形成したりする場になっており、日本で最も重要な独日ネットワークイベントの一つです。

[画像2: (リンク ») ]

2022年9月14日に開催されたイベントの様子

 この交流会ではビール樽の開栓と主催者、在日ドイツ大使館、千葉県およびアルトビール醸造所の代表者による乾杯の唱和で始まるのが恒例となっております。交流会で提供されたアルトビールは、自家製造所ズム・シュリュッセルにて手作業で作っている上面発酵ビールです。2012年と2014年に世界一のアルトビールに選ばれて、ヨーロピアンビールスターアワードの金メダルを獲得いたしました。このビール樽の下に設置してあるQRコードを読み込むと当社が開発したSHIMENAWAのWEBアプリケーションがブラウザ上で立ち上がり、デュッセルドルフでのビール造りにかける工程や商品情報をストーリーとして表示されます。このように消費者がQRコードを読み取ることで、ブロックチェーン上に記録された生産地の魅力や、生産から輸送まで一貫した供給体制のトレーサビリティ情報を確認できる仕組みは消費者に安心感・満足感を提供することができます。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

 当社は今後もこのようなイベントにブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA」を提供することで、食品に表記される情報の信頼性をより高め、消費者が良質な食品を選択できる世界の実現につながる取組みを推進してまいります。


■イベント概要
主催: デュッセルドルフ市、ノルトライン・ヴェストファーレン州、メッセ・デュッセルドルフ
場所: ホテルニューオータニ(東京)ザ・メイン 宴会場階「芙蓉の間」
日時: 2022年9月14日(水)18:00-21:00


■SHIMENAWAの由来
 日本には古来より、神の領域と現世を分け隔てる『結界』として、不純なものが入るのを防ぐ役目を担う”しめ縄”という、とても縁起のよい縄があります。
そこでわたしたちのブロックチェーン(注)を活用したサービスは、この”しめ縄”と同じように情報の改ざん(不純なものが入るの)を防ぎ、常に真の情報をお届けする大切な役目を担いたいという想いを込め、サービス名称を「SHIMENAWA」と命名したものです。
SHIMENAWAでは情報や商品ブランドの信頼性をより高める価値をご提供することで、みなさまの安心・安全で豊かな消費生活を支えていくことを目指していきます。

(注)ブロックチェーンとは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいいます。


■SHIMENAWAのロゴ
 産地、生産者のブランドを守り、安心・安全な商品を消費者にお届けし、持続可能な社会に貢献する「SHIMENAWA」の循環を家紋のような標で表現したものです。
[画像3: (リンク ») ]


■SHIMENAWAを支える技術
 SHIMENAWAは世界で350社を超える金融機関、規制当局、中央銀行、システムベンダなどにより構成されたコンソーシアムで企業間取引を想定して設計・実装されたブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を採用し、NFC/RFID技術とのデジタルペアリングなどで共有される情報の真正性を担保するシステムで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現します。
また、ブロックチェーン基盤のCorda(コルダ)を活用したトレーサビリティ・アプリケーションを開発・運用し、ブロックチェーン基盤の活用が抱える運用コストにかかる課題を最小化する技術の開発も合わせて実現することに成功しました。なお、本技術は特許出願中です。


【会社概要】


[表: (リンク ») ]


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