コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、当社のヨコク研究所が編集する研究媒体WORKSIGHTのリニューアル後初となる書籍『WORKSIGHT[ワークサイト]17号 植物倫理 Plants/Ethics』を、10月14日(金)に発売いたします。
[画像1: (リンク ») ]
「WORKSIGHT」は、2011年の創刊以来「オフィス」を軸に働き方の未来を考察してきました。しかし、新型コロナウイルスによるパンデミックのさなか、これからの社会を見通すためには切り口を「オフィス」から「社会」そのものへとスコープを広げる必要があると考え、今年大幅なリニューアルを遂げました。リニューアルにあたりコンテンツメーカーである黒鳥社を編集・制作パートナーとして新たに迎えています。
リニューアル後第1弾の書籍である本誌では「植物」にフォーカス。社会的な孤立や分断が進む現代、さらには人間の知能を凌駕するAIが出現していく新しい時代において、動くことも語ることもせず、感情も持たない「生き物」である植物と私たち人間との関係を考えることが、これからの生き方や考え方を示す貴重なヒントになると考えます。そのためには、これまでとは異なる人間観や倫理が、私たちには必要なのかもしれません。本誌ではそうした「ベジタル(植物的)」な未来について、有識者との対話や、歴史上の哲学者・偉人たちが思考する植物や庭を手がかりに考察していきます。
今後もWORKSIGHTでは、コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究・発信してまいります。(WORKSIGHT: (リンク ») )
[画像2: (リンク ») ]
[画像3: (リンク ») ]
[画像4: (リンク ») ]
[画像5: (リンク ») ]
撮影:平松市聖
■書籍概要
[画像6: (リンク ») ]
書籍名 :WORKSIGHT[ワークサイト]17号 植物倫理 Plants/Ethics
発売日 :2022年10月14日
価格 :1,800円(税別)
ページ数:128ページ
寸法 :22.4 x 15.3 x 1.5 cm(A5変型)
ISBN :978-4-7615-0922-4
購入 : (リンク »)
■目次
・倫理‒植物の報せ
絵・写真・文=岡崎乾二郎
・巻頭言・あらたな隣人
文=山下正太郎
・プランツケアの哲学
「人間中心」を超えるための植物談義
・植物こそ魂の核心
聖ヒルデガルトの植物的サイコ・フィジオ神学
文=マイケル・マーダー
・未来はベジタル
植物哲学者マイケル・マーダーとの対話
・香り、夜
写真=アナイス・トンデュール
・植物の感じ
画=小橋陽介
・木は呼吸しつづける
飛騨の異色木工家・牧野泰之の挑戦
・境域に咲く花
レベッカ・ソルニット最新刊『オーウェルの薔薇』を読む
文=畑中章宏
・ベジタルな未来を読みとくブックガイド
WORKSIGHTが選ぶ必読の81冊
・ルーテッド
写真=ヘンク・ヴィルスフート
・庭師のように考えよ
ブライアン・イーノと考えたストリートデザインの新原則
文=ダン・ヒル
■クレジット
編集長 :山下正太郎(ヨコク研究所)
編集 :古谷仁、浅野翔、相樂園香、古屋将太/工藤沙希、田中康寛(ヨコク研究所)
/鳥嶋夏歩、加来愛美、海老秀比古、若林恵(黒鳥社)
アートディレクション :藤田裕美
発行 :コクヨ株式会社
発売 :株式会社学芸出版社
【コクヨが考える「自律協働社会」】
コクヨは、個々の価値観と行動が尊重されながら、人と人との関わり合いも大切にされる社会の構築が必要であると考えます。誰もがいきいきと暮らす未来に求められるものは、「自由な個人」と「協調的なつながり」とが共に成り立つ舞台です。一人ひとりの個性が尊重され自由な発想で輝くことができる。他者と互いの価値観を尊重し合い、共に発展していく。人やモノ、環境がフラットにつながることで、社会をよりよくするための協働があちこちで生まれる。コクヨはこのようなワクワクする未来を体現する「自律協働社会」の実現を目指します。
【WORKSIGHT[ワークサイト]】
コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究していくメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」。ヨコク研究所と黒鳥社が中心となり構成された編集部が、ニュースレター(毎週火曜日配信)を中心に、書籍、イベントなどコンテンツを展開中。
▼ニュースレターの登録はこちらから
(リンク »)
【ヨコク研究所】
未来社会のオルタナティブを研究/実践する、コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボ。パーパスである「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする」をキーワードとして掲げ、リサーチ、エンパワメント、プロトタイピングを主軸とした活動を展開し、会社の指針となる未来シナリオを更新すると共に、発信によってできたファンやコミュニティの中で新たな社会像をつくり上げます。( (リンク ») )
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。