コクヨは7月1日、コロナ禍における相互コミュニケーションを支援するデジタルツール「MAXHUB(マックスハブ)」を発表した。Windows 10を搭載した静電容量方式の4Kフルフラット65/86インチディスプレイに、利用時にカメラが現れるフリップオーバー型の4800万画素カメラとアレイマイク×6を備える。
全国コクヨ商品取扱代理店と直接販売を予定し、価格はオープンプライス。65インチモデルは7月9日から、86インチモデルは8月2日から受注を開始する。
コクヨ DX戦略部 部長 永井潤氏
コクヨ DX戦略部 部長 永井潤氏は「DX(デジタルトランスフォーメーション)はオフィスでも重要なキーワードで、競争力の強化につながる。ただ、地方のデジタル化は進んでいない。MAXHUBでオフィスコミュニケーションのDXを推進する」と今回の製品に対する意気込みを語った。
ファイルをMAXHUBのオンライン会議で共有
MAXHUBは「ウェブ会議」「プレゼン」「ホワイトボード」と3つの特徴に集約される。一般的なオンライン会議はZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどを使用するが、MAXHUBはWindows 10ベースで開発したデバイスのため、そのまま各アプリケーションを実行することが可能だ。
資料共有時もドングルをPCのUSBポートに接続し、ドングルのボタンを押すだけでプレゼンテーションファイルなどを、MAXHUBのオンライン会議で共有できる。資料のページ送りといった操作もMAXHUB上で実行できるため、オンライン会議やプレゼンテーションに集中できるのは大きい。
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