コクヨ、デジタルホワイトボード「MAXHUB」--ウェブ会議やプレゼンにも活用

阿久津良和

2021-07-02 07:00

 コクヨは7月1日、コロナ禍における相互コミュニケーションを支援するデジタルツール「MAXHUB(マックスハブ)」を発表した。Windows 10を搭載した静電容量方式の4Kフルフラット65/86インチディスプレイに、利用時にカメラが現れるフリップオーバー型の4800万画素カメラとアレイマイク×6を備える。

 全国コクヨ商品取扱代理店と直接販売を予定し、価格はオープンプライス。65インチモデルは7月9日から、86インチモデルは8月2日から受注を開始する。

コクヨ DX戦略部 部長 永井潤氏
コクヨ DX戦略部 部長 永井潤氏

 コクヨ DX戦略部 部長 永井潤氏は「DX(デジタルトランスフォーメーション)はオフィスでも重要なキーワードで、競争力の強化につながる。ただ、地方のデジタル化は進んでいない。MAXHUBでオフィスコミュニケーションのDXを推進する」と今回の製品に対する意気込みを語った。

ファイルをMAXHUBのオンライン会議で共有

 MAXHUBは「ウェブ会議」「プレゼン」「ホワイトボード」と3つの特徴に集約される。一般的なオンライン会議はZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどを使用するが、MAXHUBはWindows 10ベースで開発したデバイスのため、そのまま各アプリケーションを実行することが可能だ。

 資料共有時もドングルをPCのUSBポートに接続し、ドングルのボタンを押すだけでプレゼンテーションファイルなどを、MAXHUBのオンライン会議で共有できる。資料のページ送りといった操作もMAXHUB上で実行できるため、オンライン会議やプレゼンテーションに集中できるのは大きい。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]