東京工科大学(東京都八王子市 学長:大山恭弘)工学部では、科学やテクノロジーに関する専門知識を一般向けに分かりやすく伝える「サイエンスコミュニケーター」の人材育成支援の教育プログラムに取り組んでいます。この一環として、熊本県熊本市立城北小学校および同清水中学校のPTAが取り組むサイエンスプロジェクトを共同で開催。本学工学部の学生、大学院生ら約30名が、同小中学生や熊本市内の高校生ら約35名と協力して科学のおもしろさを体験するイベントを企画・実施しました。
去る12月10日(土)に同小で実施されたイベントでは、熱気球が浮く仕組みや人が入れるシャボン玉、LEDの原理や仕組みなどを体験する「科学実験教室」、LEDを点灯しヘリウムで浮遊させる、100個以上の熱気球使った「LEDスカイランタン」、蓄光剤を利用した「夜のサイエンスショー」などを行いまいた。この取り組みでは、小中学生と大学生がオンラインで議論して企画を行い、科学の面白さを感じてもらえる実験の演示方法やわかりやすい説明方法を事前に検討するなど、サイエンスコミュニケーターとしての素養を身につける機会を創出しました。また同小中学校PTAとは今後もICTを活用した実験動画の配信や自由研究の相談といった継続的な連携も図ります。
本プログラムでは、今回の経験と実績をもとに全国各地の小中学校や高等学校と協働による''ICT活用型''の学びのスキームの確立を目指します。
■サイエンスコミュニケーター育成支援教育プログラム
工学部の「戦略的教育プログラム」(注1)の1つで、専門とする科学やテクノロジーの知識や面白さをわかりやすく説明できる、専門家と一般の人との間をつなぐ意識を持った人材育成を目的としています。学生が自ら「楽しい」「面白い」と思う実験や工作をテーマにした動画コンテストの実施や、小中学校や高等学校等への出張講義やオープンキャンパス等で指導を補助するTA(Teaching Assistant)やメンター(助言者)として活動するプログラムです。
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工学部サイエンスコミュニケーター 育成支援教育プログラム:
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⽚柳学園
コミュニケーション企画部
担当︓⼤⽥
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