2021年 世界主要国のビール消費量

キリンホールディングス株式会社

From: PR TIMES

2022-12-23 16:46

~2年ぶりに前年より増加、新型コロナウイルスによる影響が回復傾向~

 キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき計170の世界主要国および各地域における、2021年のビール消費量をまとめました。この調査は1975年分から統計を開始しています。



トピックス
■世界のビール総消費量は、約1億8,560万kl(前年比4.0%増)で、新型コロナウイルスによる影響の回復傾向が見られる。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分に相当。
■国別では、中国(前年比5.6%増)が19年連続で1位。日本(前年比5.2%減)は15年ぶりに順位を一つ落とし、8位。インド(前年比28.2%増)は、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく24位に順位を落としたものの、2021年は14位へ回復した。
■上位10か国ではアメリカ、ブラジル、ロシアがコロナ禍前の2019年比においてもプラスで着地。
■地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%となり、14年連続で1位。

 2021年の世界のビール総消費量は、新型コロナウイルス感染拡大の影響緩和により前年より約713万kl(大びん633ml換算で約113億本)増え、約1億8,560万kl(前年比4.0%増、大びん633ml換算で約2,932億本)となりました。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当します。

1.国別ビール消費量(表1)
    ・中国(前年比5.6%増)が2003年から19年連続で1位となりました。
    ・日本(前年比5.2%減)は2007年から15年ぶりに順位を一つ落とし、8位となりました。
    ・インド(前年比28.2%増)が24位から14位と、大きく回復しました。
2.地域別ビール消費量(表2)
    ・14年連続トップのアジア(前年比3.5%増)は、中国(前年比5.6%増)、
     インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年増になりました。
3.国別一人当たりビール消費量(表3)
    ・チェコ共和国が1993年から29年連続で1位となりました。
    ・上位35カ国のうち、前年より消費量が減った国は8カ国でした。
    ・日本は33.2L、大びん633ml換算で約52.5本(-2.7本)と前年減になりました。

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

出典: ・各国ビール協会などへのアンケート調査 (当社が実施したもの)
    ・The Barth Report Hops 2021/2022 (BARTH−HAAS GROUP)
    ・GlobalBeverageForecastsSeptember2022 (GlobalData Plc)
     ※2013年度以降、調査データ会社を変更したため、過去レポートと数値が合致しないこともある
    ・2020年・2021年の日本の消費量は株式会社醸造産業新聞社の推計による
     ※日本の消費量については、ビール、発泡酒、新ジャンルの合計

注:  ・四捨五入のため、数値が必ずしも一致しない場合がある
    ・前年実績が今年の調査で変更になった国については、変更した数値で前年比を算出している
     ※前年の世界総消費量も最新の値に変更している(1億7,750万kl ⇒ 1億7,846万klへ変更)

2021年 国別ビール消費量

[画像1: (リンク ») ]

【解説】
・世界の総消費量は、約1億8,560万kl。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け2020年は前年よりマイナスだったものの、2021年は回復が見られ、前年比4.0%増となった。
・中国(前年比5.6%増)は19年連続で1位となったが、それ以外のアジア主要国を見ると、日本(前年比5.2%減)、べトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)、タイ(前年比3.0%減)はダウントレンド。
・2019年13位から2020年24位に順位を落としたインド(前年比28.2%増)が2021年は14位と、大幅に回復した。
・上位10か国でコロナ禍前の2019年(総消費量:約1億9,020万kl)と比較すると、アメリカ(19年比1.5%増)、ブラジル(19年比9.5%増)、ロシア(19年比7.6%増)がプラスで着地した。

2021年 地域別ビール消費量

[画像2: (リンク ») ]

[画像3: (リンク ») ]

【解説】
・地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%と、14年連続で1位。
・1位のアジア(前年比3.5%増)は、日本(前年比5.2%減)、 ベトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)などが減少となるも、中国(前年比5.6%増)、インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年を上回った。
・2位のヨーロッパ(前年比3.2%増)は、ドイツ(前年比2.1%減)が減少となるも、ロシア(前年比3.4%増)、イギリス(前年比12.7%増)が増加し、前年を上回った。
・3位の中南米(前年比5.8%増)は、ブラジル(前年比5.0%増)、メキシコ(前年比4.7%増)などが増加し、前年を上回った。
・4位の北米(前年比0.9%増)は、アメリカ(前年比1.1%増)は増加、カナダ(前年比1.9%減)は減少した。

2021年 国別一人当たりビール消費量

[画像4: (リンク ») ]

【解説】
・ チェコ共和国は29年連続で1位となった。
・ 上位35カ国では、消費が減った国は8カ国。
・ リトアニアは2019年19位、2020年6位、2021年は3位と急伸長している。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

キリンホールディングス株式会社の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  5. セキュリティ

    「iPhone」の業務活用を促進!セキュリティ対策で必ず押さえておきたいポイントとは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]