2023年6月26日 - カリフォルニア州アラメダ発 - ミッションクリティカルインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供するリーダー、ウインドリバーは本日、先端半導体技術のリーダーであるサムスン電子のシステムLSI事業部との協業を発表しました。両社は本協業により高品質な車載インフォテインメント（IVI）ソリューション、キャビンモニタリング、先進運転支援システムなど、ソフトウェア定義型車両を推進します。
自動車業界は、ソフトウェアを活用し、より多くの搭載機能や特徴を迅速かつ容易に更新することが可能なソフトウェア定義型車両へと進化しています。このため、ソフトウェアの作成、テスト、アップデートを担う開発者が効率的に業務に取り組めるよう、高度な開発ツール、開発プロセス、開発体制を整備することが業界全体の最優先事項となっています。
このような業界の進化に対応するため、ウインドリバーとサムスンは協業し、サムスンのエクシノスオートV920チップセットにウインドリバーのテクノロジーを組み込み、完全に統合された車載用ハードウェア／ソフトウェアソリューションをお客様に提供します。この統合には、安全認証取得可能なマルチコア、マルチOS対応プラットフォームであるWind River Helix(TM) Virtualization Platformが採用されており、VxWorks(R)リアルタイムOS（RTOS）、Linux、Androidなど、安全／非安全を問わない多様なランタイム環境を実現します。
ウインドリバーの最高製品責任者（CPO）、アビジット・シンハは次のように述べています。「コネクテッドカーや自動運転車、電気自動車に搭載するHPCシステムの設計・開発には、新しいソフトウェア定義型アプローチが求められます。サムスンとの協業によりOEMやTier-1サプライヤーは、ウインドリバーが航空宇宙・防衛、産業機器、医療機器、通信のあらゆる業界のお客様向けにセーフティクリティカルなアプリケーションの構築を支援してきた30年の経験を活用し、これからのソフトウェア定義型車両に不可欠な、認証済みの複数の異なる重要度のアプリケーションが混在したソフトウェアシステムを構築することが可能になります」
サムスン電子システムLSI事業部マーケティング担当バイスプレジデント、クォン・ヒョクマン氏は次のように述べています。「当社最新の5nmプロセスで製造された車載用プロセッサであるエクシノスオートV920は、更なる安全運転性とかつてないレベルの車内体験を実現する、パワフルでインテリジェントな性能を提供します。また、複数のアプリケーションを複数のVM上で同時かつ優れた電力効率で実行できるため、自動車業界の省エネ需要に対応することができます。ウインドリバーとの緊密な協力関係により、VxWorksやHelix Virtualization Platformを含むウインドリバーの先進的なランタイム環境を使用して、当社は業界をリードするIVI開発事業を強化できるだけでなく、他のさまざまセーフティクリティカル領域へと事業を拡大できるようになります」
サムスンのエクシノスオートの詳細については、以下をご覧ください。
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ウインドリバーの自動車業界向けソリューションについては、以下をご覧ください。
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ウインドリバーについて
ウインドリバーは、ミッションクリティカルなインテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。40年以上にわたり、イノベーターかつパイオニアとして、最高レベルのセキュリティ、安全性、信頼性を数十億台を超えるデバイスやシステムに提供しています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、オートモーティブ、航空宇宙・防衛、インダストリアル、メディカル、通信など、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、および幅広いパートナーエコシステムによってサポートされた包括的なポートフォリオを提供しています。ウインドリバーの詳細については、以下をご覧ください。
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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースは2023年6月26日に発表したプレスリリースの抄訳です。
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※本プレスリリースは2023年6月26日に発表したプレスリリースの抄訳です。
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