キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、澁澤倉庫株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大隅 毅、以下澁澤倉庫)の総合物流システムに企業間電子取引サービス「EDI-Master Cloud」が採用されたことを発表します。
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【背景・課題】
澁澤倉庫は、倉庫業を主軸として陸上運送や海上・港湾・航空輸送、通関などの業務を取り扱うことにより、 国内、国際両方の一貫輸送を手掛ける総合物流企業です。その事業を支える自社開発した総合物流システムは、迅速に効率的かつ確実な在庫管理や車両運行管理を行うとともに、NVOCC・海貨・航空貨物・通関業務をシームレスに提供されています。中でも、取引先や荷主とのインタフェースとなるEDI は、毎日の受発注や入出庫・輸出入情報などの商取引データを円滑に連携する重要な役割を担うシステムです。
これまでも、キヤノンITSが提供するEDIパッケージソフト「EDI-Master」を利用いただいていましたが、ISDN回線終息に伴うインターネットEDIへの移行やサーバ老朽化のため、システム更改を検討されていました。また、冗長化対策も考慮して、通信手順ごとに異なる複数のEDIサーバを運用・管理しており、システム保守や現場担当者の作業負荷も大きな課題となっていました。
これらの課題を解決するため、キヤノンITSの約40年に渡る豊富なEDIに関する知見や実績に加え、さまざまなクラウドサービスや親和性の高いシステム間連携を可能にする豊富なAPI、クラウドネイティブなEDIサービスという先進性を評価いただき、「EDI-Master Cloud」の採用を決定されました。
【「EDI-Master Cloud」の選定ポイント】
1. ハードウェアの撤廃、システム保守/運用負荷の軽減
EDIサーバをクラウドサービスに集約し、EDIサーバの維持保守、システム監視などの運用に関しては、キヤノンITSが対応することで運用負荷・コストを大幅に軽減
2. クラウドサービスをコントロールできる豊富なAPI
総合物流システムからEDI通信実行状況や履歴情報を取得して一元管理するためのAPIが豊富に用意されており、既存システム改修を最小限に抑え、かつWebAPIによる親和性の高い連携の実現
3. 柔軟性と拡張性を備えたクラウドネイティブなEDIサービス
ビジネス環境の変化に合わせた機能拡張を継続的に行うことで、総合物流システム・EDIサービス基盤を軸とした持続可能なソリューション・サービス提供の実現
【今後の展開】
キヤノンITSは、これまで40年以上にわたりEDIシステムを提供してきた実績をもとに、両社の企業ビジョンである「お客さまの事業活動に新たな価値を生み出すValue Partner」、「先進ICTと元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”」の実現に向け、澁澤倉庫の課題やめざす姿の把握から、具体的な施策の策定まで『共想共創』で支援し、EDIソリューションを通じて将来を見据えた物流システムのDXに貢献していきます。
≪「EDI-Master Cloud」の導入イメージ ≫
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<EDI-Master Cloud>
マイクロサービスアーキテクチャを採用し、可用性・耐障害性・スケーラビリティを備えたクラウドネイティブなEDIサービスです。通信・変換・運用などEDIの基本機能をクラウド上で提供するだけでなく、OpenAPI(Web API)やEDI業務運用サービスも提供します。基盤からアプリケーション、EDI業務運用までワンストップで提供するとともに、OpenAPIを活用したさまざまなシステムとのデータ連携を実現することで、お客さまの業務効率化を図ります。
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●一般の方のお問い合わせ先:ビジネスソリューション営業本部 営業部 03-6701-3456(直通)
●EDI-Master Cloud ホームページ: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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