クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ株式会社は、新たに「Domo.AI」の提供を開始しました。これによりDomoユーザーは、幅広い可能性を持つAIを活用することができ、AIによる有意義なデータ体験を通じて、事業成長に大きく貢献できるようになります。
Domo.AIの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
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クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供するドーモ株式会社(本社:東京都渋谷区、プレジデント ジャパンカントリーマネージャー:川崎友和、以下ドーモ)は、新たに「Domo.AI」の提供を開始したことを発表しました。Domo.AIは、Domoのデータ活用プラットフォーム上に、ビジネスの固有のニーズに応え、あらゆるAIモデルを最適化する柔軟なフレームワークを提供します。Domo.AIを使うことでDomoユーザーは、幅広い可能性を持つAIを活用することができ、AIによる有意義なデータ体験を通じて、事業成長に大きく貢献できるようになります。
■Domo.AIの概要
Domo.AIは、Domoのプラットフォーム上で大規模言語モデル(LLM)を含むAIや機械学習(ML)モデルの管理や活用、最適化を行うことを容易にし、ユーザーがシンプルで利用しやすいデータを扱えるようになります。また、企業のあらゆる部門における核心的な問題や業務プロセスに対して、有益な示唆の提供や実行可能なアクションの提案を迅速に行います。具体的には、下記のような対応が可能です。
マーケティング部門で行う、デジタルテキストをもとに人間の感情を読み取る「感情分析」
マーケティング活動のどの部分がビジネスに貢献したかを統計学的に分析する「メディアミックス・モデリング」
セールス部門におけるよりタイムリーで正確な売上予測
リスク管理部門における組織内の不正行為やセキュリティ・アラートの検知の強化
人事部門におけるより迅速で正確なキャパシティ・プランニング
このように、Domo.AIはユーザーに革新的なデータ体験をもたらし、組織の最も強力な資産である人間の好奇心を育てます。
Domo.AIは、ウェブベースのインタラクティブな開発環境であるJupyter WorkspaceやAutoML(自動機械学習)など、Domoの業界トップレベルの機械学習(ML)およびデータサイエンス(DS)の主要機能の上に構築されています。今夏、新たに発表されたDomoのAIフレームワークであるAIサービスレイヤーは、現在では一般提供(GA)されています。ユーザー自らがAIを接続・選択・構築・管理できる、柔軟性のあるAIソリューションに対する需要は非常に高く、米国ではすでに多くのDomoユーザーがDomo.AIを利用し、AIを活用したデータ体験を推進しています。
また、Domo.AIとDomoの高度なデータガバナンス機能およびモニタリング機能を組み合わせることで、ユーザーは組織のデータの完全性(データがすべて揃っていて欠損や不整合がないこと)を維持できるほか、データの完全性と秘密にする情報を保護するセキュリティ・プロトコルを遵守し、規制要件へのコンプライアンスを証明することができます。さらに、どのデータやAIがどのように組織内で使用されているか判別することができ、ブラックボックスAIではない「責任あるAI」となりえます。
現在利用可能なDomo.AIの主な機能
AIサービスレイヤー
現在一般公開されているAIサービスレイヤーは、包括的で柔軟なAIフレームワークです。すでに利用可能な生成AIのOpenAIや、近日提供予定のGoogle Bard、その他のAI/ML、LLMモデルとDomoプラットフォームがシームレスに統合し、ローコードからプロコードまですべての開発者がDomo上でAIの各機能を利用できます。
生成AIサービス
AIサービスレイヤー内にあるText Generation (テキスト生成)、Text-to-SQL(テキストからSQL生成)、Text-to-Beastmode(テキストからグラフや表の作成に必要な関数を生成)の3種類のAI生成機能により、ユーザーは直感的かつ効率的にAIを活用し、データベースに対する複雑な命令文(クエリ)をシンプルな会話型言語に変換して実行することができます。
AIサービスSDK
カスタムアプリを構築する機能を持つdomo.jsからDomo.AIを利用することで、コードをコピーし貼り付けるだけでアプリのカスタマイズができるDomo Bricksや、アプリ構築フレームワークのApps、ドラッグ&ドロップで直感的にアプリ作成ができるApp Studioの利用が可能になり、より柔軟にアプリ開発することができます。
データ準備機能とAI Magicタイル(データ加工)
Domoのデータ準備機能とAI Magicタイル(データ加工)機能により、大量の入力データを効率的に準備し、機械学習モデルが一斉にあらゆるデータから予測した結果を出力するバッチ推論をすることができます。
AIモデル管理
DomoのAIモデル管理機能を使って、サーバーレスベースで外部モデルを登録・管理し、既存のMLインフラと統合したり、他のAPIサービスと連携したりすることができます。JupyterワークスペースやAutoMLからDomoホストモデルはもちろん、生成AIのOpenAI、Hugging Faceなどの外部ホストモデルも構築、トレーニング、活用することができます。
Domoは、機械学習機能のCode Engine Model Endpointsを使って、高度な機能を開発し続けています。間もなく提供を開始するこれらの機能は、組織におけるAIの可能性を最大限に引き出すための方法やアイデアをユーザーにもたらします。
■ドーモ株式会社 プレジデント ジャパンカントリーマネージャー川崎友和のコメント
「すべてのビジネスにはそれぞれ独自のニーズと課題があり、企業はそのニーズと課題に対する柔軟性と適応性を必要としています。Domoのプラットフォーム、そしてDomo.AIのアーキテクチャは、顧客ごとに異なるデータ活用への固有のニーズを満たし、それぞれの顧客がビジネスの現場でリアルに抱えている課題を克服し、イノベーションと成長を加速させることを目的として構築されています。世界で最も接続性の高いデータスタックの1つであるDomoプラットフォーム上に構築されたDomo.AIは、AI機能の活用を望む人々に無限の可能性を提供します。これらのDomoの進化は、データの価値をさらに向上させ、専門知識やITリテラシーの有無に左右されずユーザーの誰もが新しい方法でビジネス成果を最大化できるようになります」
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ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は企業向けクラウド型データ活用プラットフォームDomoを提供しています。
Domoは、従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールとは一線を画し、すべての人々にデータ活用体験をもたらし、ビジネスを変革します。直感的に使えるDomoのダッシュボードやアプリケーションが可視化されたデータに基づくアクションを起こし、ビジネス成果をもたらします。
DomoのAI、データサイエンス、そして堅牢なデータ基盤が、現在お使いのクラウドツールや旧システムとの接続を可能にし、従来であれば数カ月以上かかっていた重要なビジネスプロセスの最適化をわずか数日で実現できるため、お客様のデータへの好奇心を呼び起こし、ビジネスの成長を推進します。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティー活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
データアンバサダーについてはこちらをご参照ください:
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