アビームコンサルティング、アサヒグループホールディングスのESG価値の可視化を支援 「インパクト加重会計」を用いて非財務活動の社会的インパクトを算出

アビームコンサルティング株式会社

From: PR TIMES

2024-06-03 12:46



 アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下 アビームコンサルティング)は、アサヒグループホールディングス株式会社(本社:東京都墨田区、社長 兼 Group CEO:勝木 敦志、以下 アサヒGHD)の非財務活動の取り組みがもたらすESG価値の可視化を、「インパクト加重会計(※1)」を用いて支援しました。
 今回は、アサヒGHDのマテリアリティの一つである「コミュニティ」をテーマに、その活動が社会に与える影響を金銭価値に換算し、社会的インパクトを算出しました。
※1 IFVI(International Foundation for Valuing Impacts)が提唱。ハーバードビジネススクールのインパクト加重会計イニシアティブ(IWAI)から2022年にIFVIに発展。

 「インパクト加重会計」は、企業が社会や環境にもたらす社会的インパクトを、プラスとマイナスの両面から総合的に金額に換算する手法です。従業員・製品・環境による社会的インパクトを、分析対象として売上収益・EBITDAとの比率を算出することで、自社の経年変化だけでなく、他社・他製品との比較などに利用することができます。経営の意思決定に利活用できるだけでなく、透明性のあるロジックに従った金銭価値の変換により、投資家に対し客観的なデータに基づく開示を行うことができるため、非財務情報による企業価値の理解促進が可能となります。アビームコンサルティングでは2022年より、インパクト加重会計を用いたESG価値の可視化支援を開始しています。

 アサヒGHDでは、中長期経営方針におけるコア戦略の一つとして「サステナビリティと経営の統合」を掲げています。その実現に向け、ESG活動の成果である事業価値と社会的価値を可視化することで、優先順位の決定や投資判断、進捗管理などに活かし、持続的な成長に向けた企業運営およびステークホルダーへの開示に活かす取り組みを進めています。
 今回の支援は、アサヒGHDのマテリアリティの一つである「コミュニティ」において、人と人とのつながりの創出による持続可能なコミュニティの実現を目指し、その活動がもたらす社会的インパクトの定量化・可視化を、インパクト加重会計を用いて金銭価値への換算分析を実施しました。

 具体的には、ビール製造工程で発生する副産物のビール酵母を活用した「ビール酵母細胞壁由来の農業資材」を農作物生産時に活用することが、農産物生産者のWell-being向上に対してどの程度影響をもたらしているのかについて、「インパクト加重会計」の手法の一つである「製品インパクト会計」を用いて分析しました。当該資材が生産者の手に届いた時点から廃棄するまでの期間を対象に、野菜・畑作のケースと、果樹のケースの2つの農作物グループに分け、それぞれのサンプルデータから、収穫量の増加割合金額と、肥料や農薬削減によるCO2削減金額を試算しました。
 その結果、野菜・畑作のケースでは収穫量増加割合は1.21倍、社会インパクト金額は64.9億円、果樹のケースでは収穫量増加割合は1.20倍、社会インパクト金額は16.2億円という算出結果となり、「ビール酵母細胞壁由来の農業資材」の活用が社会に対してプラスのインパクトを創出していることを可視化しました。

 アビームコンサルティングは本取り組みにおいて、データドリブンなESG経営推進の専門的な知見およびインパクト加重会計の豊富なナレッジを活用し、1.インパクト加重会計フレームワークを用いたアサヒGHD向けロジックの開発、2.データ収集支援、3.インパクト算出、4.開示に向けた信認獲得支援など、総合的に支援しました。
 また、インパクト加重会計を用いた可視化支援に加え、アビームコンサルティングのDigital ESGサービス(※2) を用いて、アサヒGHDの非財務活動が企業価値の向上にどのように繋っているのか、その価値連鎖の道筋となるストーリー(関連性)全体像の可視化と、企業価値(PBR)向上への相関関係分析も実施しています。
※2 Digital ESGサービス  (リンク »)

 なお、本取り組みはアサヒGHDが5月31日に発行した「統合報告書2024」において、インパクトの可視化の取り組みとして報告されています。

■アサヒグループホールディングス「統合報告書2024」
(リンク »)


[画像: (リンク ») ]アビームコンサルティング株式会社
アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 8,300 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]