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背景と課題
SBS東芝ロジスティクスは、発電所やプラント装置などの超重量物から、医療機器などの精密機械、家電製品、さらに電子部品などの小物までを取り扱い、自社拠点/倉庫や多数の一般顧客/荷主に対して物流を支援しています。この物流を支援する仕組みとして長年EDIを利用しており、荷主や運送会社との運送指示(出荷伝票)や出荷実績等のデータ交換を行っています。これまでは、東芝グループが保守/運用を行う共通EDI基盤を利用していましたが、2020年にSBSホールディングスの傘下に入ったことで、自社リソースで新たなEDIプラットフォームを導入することが求められました。
2023年12月より新たなEDIプラットフォーム(外部EDIサービス)を採用し利用を開始しましたが、採用した外部EDIサービスは、月間取引データ量による従量課金制のため、費用が毎月変動する上に利用料が高額でコストが見合わないという課題がありました。また、限られた社内リソースで、接続先からの多様な要件に応えながら運用を続けていかなくてはならない運用面の不安も抱えていました。
このような課題を解決するために、導入して間もない外部EDIサービスから運用コストを抑えられる仕組みへの移行を計画/検討し、大容量でも定額制で利用ができ、かつ自社運用が容易なクラウドEDIサービス「EDI-Master Cloud」の導入を決定しました。導入にあたり、キヤノンITSの技術担当者による導入支援やサービスの操作方法/設定の手順に関するトレーニングを受けることで、5カ月の短期間でサービスインに成功しました。
「EDI-Master Cloud」の導入成果
・運用コストを従来の5分の1に削減
接続先数や設定ファイル数に依存しない月額定額制のサービスで、毎月のEDI取引量変動の影響を受けず、コストの削減と可視化を実現しました。
・EDIにまつわる運用/保守の内製化
お客さま自身で容易に設定/操作が可能なシンプルで操作性に優れたコンソール画面を提供しており、少ない社内リソースでも設定/保守/運用が可能になりました。
・新規取引開始までのリードタイムを短縮
キヤノン ITSが提供した豊富なマニュアルとスキルトランスファーにより、EDI運用に必要なナレッジを蓄積。取引先とのスムーズなEDI調整が可能になりました。
今後の展開
今後、SBS東芝ロジスティクスでは、より安全で安定したEDI運用体制を整え、サービスをグループ向けに提供していくことも構想しています。キヤノンITSは、これまで40年以上にわたりEDIシステムを提供してきた実績をもとに、これからもお客さまのビジネスに寄り添い、継続的な改善提案を通じて高品質な製品とサービスを提供し続けてまいります。
・事例リーフレットは下記よりご覧いただけます。
事例リーフレット
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「EDI-Master Cloud」の利用イメージ
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<EDI-Master Cloud>
マイクロサービスアーキテクチャを採用し、可用性/耐障害性/スケーラビリティを備えたクラウドネーティブなEDIサービスです。通信/変換/運用などEDIの基本機能をクラウド上で提供するだけでなく、OpenAPI(Web API)やEDI業務運用サービスも提供します。基盤からアプリケーション、EDI業務運用までワンストップで提供するとともに、OpenAPIを活用したさまざまなシステムとのデータ連携を実現することで、お客さまの業務効率化を図ります。
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SBS東芝ロジスティクス株式会社について
1974年東芝グループの家電品輸送を手掛ける物流企業として設立され、2020年SBSホールディングスの子会社となる。これまで培ってきたサプライチェーンマネジメントをベースとして荷主に対して物流改革を提案し、物流業務を包括的に受託する3PLに加え、コンサルティングを通して荷主の経営戦略にまで踏み込んだ最適ロジソリューション提案をする4PLの事業を展開している。
・SBS東芝ロジスティクス株式会社ホームページ
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●一般の方のお問い合わせ先:ビジネスソリューション営業本部 営業部 03-6701-3456(直通)
●EDI-Master Cloud ホームページ: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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