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何百年にもわたって読み継がれてきた古典作品を音声化!
2007年から09年にかけて刊行した小学館『日本の古典をよむ』(全20冊)シリーズは、主要な古典文学作品三十数作品を小学館「新編日本古典文学全集 全88巻」よりセレクト、それぞれの著名な場面を抄出して「現代語訳+原文」で構成したものです。さらに懇切丁寧な解説も加わった本シリーズは、古典文学ビギナーにとっての格好の入門書として受け入れられてきました。
このたび、これら何百年にもわたって読み継がれてきた作品を順次音声化してリリースしていきます。音声で聴くことによって、日本語の美しい響きにふれながら古典の魅力を再発見できる小学館オーディオブック、2024年11月1日(古典の日)に配信スタートです!
ナレーションにはアナウンサーや声優、古典芸能の演者も参加!
ナレーションは、文学作品の朗読に熟達したアナウンサーや声優(平野啓子・葛西聖司・河野景子・阿部知代・野間脩平など)が担当、さらに、観世三郎太(能楽)・豊竹芳穂太夫(文楽)・林家つる子(落語)・一龍斎貞鏡(講談)など、古典芸能の演者も参加予定です。
また、原本と同じ構成の〔原文+現代語訳〕、原文部分を集めた〔原文編〕、現代語訳部分を集めた〔現代語訳編〕の3バージョンを用意しましたので(巻によっては2バージョン)、原文だけを聴いて楽しみたい、現代語訳でおおよその内容をつかみたい、といったニーズにも対応し、中高生の古文学習などにも使い勝手のよいものとなっています。
第1回配信は『万葉集』『枕草子』『源氏物語 上』『平家物語』『おくのほそ道 芭蕉・蕪村・一茶名句集』の5作品。古典文学の豊饒な世界をお楽しみください!
【小学館オーディオブック試し聴き】『日本の古典をよむ(8)枕草子』
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【書誌情報】
日本の古典をよむ4 『万葉集』
〔原文+現代語訳〕〔原文編〕
校訂・訳:小島憲之・木下正俊・東野治之
ナレーター:小幡研二・原きよ
飛鳥時代から奈良時代中期までの歌を集めた約4500首、全20巻の歌集。代表的歌人は額田王、柿本人麻呂、高市黒人、山部赤人、山上憶良、高橋虫麻呂、大伴旅人、大伴家持など。古くより愛唱されてきた名歌約300首を収録。
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日本の古典をよむ8 『枕草子』
〔原文+現代語訳〕〔原文編〕〔現代語訳編〕
著者:清少納言
校訂・訳:松尾聰・永井和子
ナレーター:平野啓子・目黒光祐
平安中期に清少納言によって書かれた随筆。独自の視点と鋭敏なセンスで、一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での体験、また、自然や人生などさまざまな事柄に対する感慨を綴ったもの。本書は、全三百余段から、著名な章段84段を収録。
日本の古典をよむ9 『源氏物語 上』
〔原文+現代語訳〕〔原文編〕〔現代語訳編〕
著者:紫式部
校訂・訳:阿部秋生・秋山虔・今井源衛・鈴木日出男
ナレーター:平野啓子・目黒光祐
平安中期に紫式部によって書かれた五十四帖からなる長編物語。上巻には、主人公光源氏が藤壺との過ちに苦悩しつつ、さまざまな女性との愛を重ね、准太上天皇に上り、栄華を極めるまでの、桐壺巻~藤裏葉巻を収録。
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日本の古典をよむ13 『平家物語』
〔原文+現代語訳〕〔原文編〕〔現代語訳編〕
校訂・訳:市古貞次
ナレーター:葛西聖司・北原久仁香
平家一門の興亡を描いた軍記物語の最高傑作。繁栄の頂点を迎えた平家の人々が、盛者必衰のことわりどおりに、滅亡を運命として受け入れ死に赴くさまを描いた物語。巻第一から巻第十二までの各巻と灌頂巻から著名な章段51段を選んで収録。
日本の古典をよむ20 『おくのほそ道 芭蕉・蕪村・一茶名句集』
〔原文+現代語訳〕〔原文編〕〔現代語訳編〕
著者:松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶
校訂・訳:井本農一・久富哲雄・堀信夫・山下一海・丸山一彦
ナレーター:野間脩平・一木千洋
「おくのほそ道」は、松尾芭蕉によって書かれた俳諧紀行文の代表作で、全文を収録。「名句集」は、松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶の三大俳人の秀句約260句を解説。
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配信日
2024年11月1日 以降、順次配信予定
※第2弾は『10 源氏物語 下』を2025年1月に配信予定です。
配信ストア
・AmazonオーディオブックAudible(Amazon)
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・ audiobook.jp(オトバンク)
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・ Google Play(Google)
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・ Apple Books(Apple)
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【日本の古典をよむ(全20冊)のラインナップ】
1.古事記 2.日本書紀 上 3.日本書紀 下・風土記 4.万葉集 5.古今和歌集・新古今和歌集 6.竹取物語・伊勢物語・堤中納言物語 7.土佐日記・蜻蛉日記・とはずがたり 8.枕草子 9.源氏物語 上 10.源氏物語 下 11.大鏡・栄花物語 12.今昔物語集 13.平家物語 14.方丈記・徒然草・歎異抄 15.宇治拾遺物語・十訓抄 16.太平記 17.風姿花伝・謡曲名作選 18.世間胸算用・万の文反古・東海道中膝栗毛 19.雨月物語・冥途の飛脚・心中天の網島 20.おくのほそ道 芭蕉・蕪村・一茶名句集
■小学館のオーディオブックへの取り組み
オーディオブックは、本の内容を読み上げたもので、耳で聴いて楽しめる新たな読書の形態として、人気を集めています。読書バリアフリー法(2019年)の施行以降、アクセシブルな読書形態の一つとしても、注目されています。
小学館では、2018年からオーディオブックの制作を開始し、文芸・新書・ライトノベル・児童書など、さまざまなジャンルの定期配信体制を確立、オーディオブック市場に関わってきました。2024年9月には累計1700作品の制作・配信を達成。以降もラインナップを拡大していく予定です。
小学館オーディオブック
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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