■ストレージ管理の現状と問題点■
サービス・ライフサイクルの短期間化に伴い、システム内でのアプリケーションの機能追加、改修作業の負担が大きな問題になっている。これらの変更は、ストレージの内部変更も同時に伴うケースが多い。ところが、大規模なストレージの内部変更には、製品ベンダーへの委託が必須となり、変更が頻繁になるほどランニングコストは大きく膨れ上がる。さらに、コストだけでなく納期の問題もある。ライフサイクルは短くなっているのに、ベンダー側の作業リソース確保がボトルネックとなって、変更タイミングの調整に手間取ることもしばしばである。また、変更後の維持管理の観点からも課題は多い。多くのエンドユーザーは、構成管理情報をアプリケーション〜ストレージ間などのエンド・ツー・エンドのマッピング情報として管理しているケースが多い。これらの管理には、スプレッドシートを使って人手で管理しているのがほとんどでないだろうか?単純な更新なら問題ないが、複雑になった現在のシステムでは、人手で行う分だけヒューマンエラーが介在する可能性も高い。その結果、情報フ正確性が失われ、変更作業のリスクが内在する結果となる。
次に多く聞くのは性能問題の直面である。現在、多様なサービスレベルを単一の筐体に集約する統合ストレージは一般的であるが、統合を進める過程で予期しないレスポンス低下に直面することがある。具体的な例として、サーバ追加があげられる。ストレージの状況を把握せずに、無計画にデバイスを追加することで、特定のコンポーネントに負荷が集中し、性能劣化の原因となる。さらに、負荷のトレンドが把握できていないことも一因にある。サービス需要が設計当初のペースを上回り、ある日突然予想しない負荷にレスポンスに大きな支障をきたすことはよくあることである。しかし、これらは実は予期できない問題ではない。適切な手法があればコントロール可能な問題なのである。
さらに、統合ストレージではキャパシティ管理も重要な要素である。無計画にユーザーの要望に応えてサービスを追加していくと、すぐにリソースは枯渇する。ところが、割り当てたリソースは100%有効利用されず、多くの余剰リソースが占有されたままのケースも多い。つまり、キャパシティ管理が適切に行われなければ、リソース効率が低下するうえに無駄なIT投資が必要になるほか、迅速なIT展開に対して足を引っ張ることになりかねない。
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