■エグゼクティブ・サマリー■
組織のデータは最も価値の高い資産の1つです。したがって、データ保護には最優先で取り組む必要があります。EMC Celerra Network Serverバージョン5.6には、多くのビジネス継続性およびデータ保護ツールが用意されています。このホワイト・ペーパーでは、さまざまなビジネス継続性およびデータ保護
に関するテクノロジーについて説明します。
■ビジネス上の問題■
お客様がデータの可用性について心配しているのは確かなことです。システムの停止は、その原因に関わらず高い代償を伴います。また、データへのアクセスの中断は大規模、小規模の両方の企業/環境に影響を及ぼします。システムやストレージの管理者は、減り続けるIT予算の中で、データ可用性の重要性に直面しています。そして、どのテクノロジーを自社の環境で採用するべきかという問題に直面しています。
データ保護ツールについて考える一方で、どのようにデータを保護する必要があるかも検討しなければなりません。たとえば、データのセキュリティやリスク低減の必要性、通常のビジネス運用における高可用性データの必要性についてです。つまりビジネス機能の可用性がデバイス障害の影響を受けないようにする必要があるかどうか、あるいは、データのバックアップ、リカバリが必要かどうか、などを検討する必要があります。そして、これらの要素すべてが包括的なビジネス継続性およびデータ保護を構成しています。
これらのことにより、2つの疑問が生じます。災害の発生時、どのポイントまでデータを復旧できるか、そしてどの位の時間でデータにアクセスできるようにする必要があるのか、という疑問です。この2つの状況は次の2つの用語に要約されます。
・ RPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点)は許容されるデータ消失の程度を、12分、2時間、1日などの時間単位で示したもので、SLA、RTO、関連する分析で指定された状況に基づいた目標を表します。一般的には、障害が発生した状況における「許容される消失」として組織が定義します。
・ RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)は、使用不可能なビジネス・プロセスによる影響が許容できなくなるまでの時間のことで、SLAとビジネス・インパクトで指定された状況に基づいた目標を表します。
このRPOとRTOに基づいて、ビジネスのデータ保護戦略を策定します。
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