【EMCジャパン Tech Communityサイト】VMwareの仮想化技術で実現する新世代デスクトップ環境

EMCジャパン株式会社

2010-03-03

■仮想デスクトップの方式とは■


今、仮想化の新しい形として仮想デスクトップが注目を集めている。先日も、ニュースでNECが東京海上の3万台のクライアントをシンクライアント化しすることが紹介されていた。他にも小さなものから大規模なものまで、数多くの事例がある。仮想デスクトップを実現する方式の一つとしてシンクライアント・ソリューションがあるが、IDCの調査によると2012年には現在の倍以上の約7万台にまで達すると予測している。


では、シンクライアント・ソリューションは、なぜ今注目を集めているのだろうか? まず、PCの管理性能を向上させるというメリットがある。中でもセキュリティに関しては、非常に重要視されている。つぎに管理コストが下がることも大きな特徴だ。しかも、先ほどのセキュリティ強化と管理コストの削減が同時にできることが、シンクライアント・ソリューションの大きな特徴になっている。これにより、エンドユーザーに対するサービスレベルは上がり、デスクトップの業務継続性は維持できるのだ。シンクライアントは前からあったが、ここに来て注目されているのは仮想化の普及に伴い、仮想デスクトップ方式が登場したからだ。これは、データセンター側にクライアントOSが置いてあるシステムだ。ユーザーはインスタンスを管理する必要は無い。また、バックエンド側はすでに安定性が実証されているVMwareのESXサーバ上で動いていることから、堅牢性やクラスタプロテクションも実現されており、どこからでも安心して使うことができる。


ここでシンクライアント・ソリューションの方式について紹介しておこう。まず、真っ先に思い浮かぶのはサーバベース方式だろう。この方式は、サーバとシンクライアントで構成し、複数のシンクライアントがサーバの資源を共有する形態だ。低帯域でも利用できるので、WAN環境では非常に便利に利用できる反面、ユーザーのアプリケーションがそのまま使えなかったり、運用管理が難しかったり、コストが高いという欠点も持っている。別の方式としてブレードPC方式がある。データセンターにたくさんのブレードPCを並べて、ユーザーはそのブレードPCに対して1対1でアクセスする方式だ。この方式は移行が簡単で、高負荷業務に対応できるものの、1対1接続であるため効率が悪いという欠点がある。仮想デスクトップ方式は、これら既存のシンクライアント・ソリューションのいいところを取ったソリューションだ。この方式ではデータセンター側でユーザーが使っているWindowsなどのOSやアプリケーションが動いている。接続は基本的に1対1だが、1対多でも接続することも可能だ。課題としては新しい方式なので、実績がまだ豊富ではないということがある。VMware環境でこの方式を利用した場合、ブレードサーバ1台に対して約50台のデスクトップを収容できる。このことから一般の企業では4ラックあれば、すべてのデスクトップの収納が可能となる。


続きはこちらから >> (»リンク)
EMCジャパンのTech Communityサイト (»リンク) では、ストレージや情報管理に関する最新技術を多数紹介しています。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2027年開始のSCS評価制度にも対応。「業務を止めない」ファイル暗号化の最適解

  2. セキュリティ

    Gmail標準機能だけでは防げない誤送信・なりすまし。操作性を変えずに組織のメール統制を固める方法

  3. セキュリティ

    製造業の情報漏洩をどう防ぐ?CADデータ・USB運用・ネットワーク分離環境のセキュリティ強化を解説

  4. セキュリティ

    AIを武器化する攻撃者にどう立ち向かうか。1,000名のリーダー調査で迫る「5つのリスク防御論」

  5. ビジネスアプリケーション

    なぜAIエージェントはPoCで停滞するのか? 本番稼働を実現する統合アプローチを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]