■仮想化の歴史とEMCが考える次世代データセンターとは■
最近では、お客様の提案依頼の中でも仮想化という言葉は大変多く聞かれるようになった。しかし、仮想化はあくまでも手段であり、目的は何かということが大切なのだ。先日、仮想化してストレージをプール化したいという要望があり、目的を聞くとコスト削減であることが分かった。しかし、コスト削減ならストレージを統合する方が、簡単でコスト効果も大きい。このように手段が目的になってはいけないのだ。
そもそも仮想化とは、1967年のCP-67、70年代のVM/370から始まった。ストレージの仮想化は、複数の物を一つに見せる(逆もあり)ことから、ハードディスクのパーティショニングやRAIDも含まれる。このように、仮想化はすでに40年の歴史があるのだ。
EMCでは、ストレージの仮想化だけを考えているわけではなく、最終的にはデータセンターの仮想化を考えている。これは次世代データセンターやクラウドデータセンターとよばれるものだ。その中で仮想化の目的は4つに分類できる。1つ目はCAPEXを圧縮すること、2つ目は運用管理を効率化してOPEXを下げる。3番目は堅牢性を基にしたサービスレベルの向上。4つ目はダイナミックに変わるビジネスに対して、柔軟にIT基盤が対応していくことだ。たとえば内部で行っていたものをクラウドに変更するなど、柔軟な対応が重要なのだ。仮想データセンターではこのような目的を持つ必要がある。
また、今後はサービスと情報が中心になってくる。今まではコンピュータとソフトウェアの時代だった。ITという言葉に対して、OSの種類やCPUの種類、アプリケーションの種類がこれに対応していたが、これからは大きく変わってくる。ユーザーから見るとOSやアプリケーションが何であっても関係なく、要はサービスが重要になってくるのだ。つまりIT=サービスということだ。もうひとつ重要なのは情報だ。今まではサーバ側に目が行きがちだったが、ユーザーにとって重要なのはデータがいかに管理されて蓄積されて保護されているかだ。このように、これから着目していなかければいけないのは、サービスと情報インフラで、言葉を変えるとクラウドインフラなのだ。そこで、EMCが目指すのは、仮想データセンターをお客様の環境に構築するための、製品・サービスの提供だ。
■EMCが目指すデータセンターの仮想■
従来のデータセンターは、アプリケーション別に作られていることが多い。縦割りのシステムで、サーバが乱立し、インフラがスパゲッティ状態になっている。EMCは、全体最適コンサルティングというアプローチを提供している。これは、スパゲッティ状態になったインフラを標準化・整理・統合することを意味する。これは、単一のデータセンターだけでなく、複数のデータセンター、全世界のデータセンターでの最適化を意味する。その中核となっているのがVMwareを使ったサーバの仮想化・プール化だ。つぎに、ストレージ、ネットワークの仮想化も重要だ。
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