■システムの変革とクラウド・コンピューティングの登場■
システムの展開は、2000年ごろまではあくまでアプリケーション中心であったものが、2003年くらいからSOAなどの言葉が出てきて、サービスレベルを中心としたインフラの作り方が行われた。さらに2006年くらいから、情報中心のダイナミックなシステム作りが行われるようになり、システム作りの考え方が大きく変わってきた。たとえば、サービスレベルを中心にインフラを作っても、時間が経つにつれてサービスレベルやインフラの利用率に偏りが生じてくる。そのために、ある時点でのサービスレベルに固定するのではなく、運用の中に自分自身を最適化するような仕組みを組み込むことが重要になってきたのだ。
情報を中心としたシステムズ作りに対するEMCの取り組みとして、インフラ全体最適化アプローチがある。既存の部分最適化アプローチでは、問題があったときにはどこを直せばよいのか? また、それを直すことで、どれだけコストを削減できるのか?は分からない。EMCが提供する全体最適化アプローチでは、システムをサービスレベルごとに分類し、それに適応したアーキテクチャを標準化する。それを大きな統合インフラの中に載せていく。これにより、アプリケーションが疎結合になり、非常に分かりやすいシステムに変わる。
ただ、このようにしてサービスレベルで最適化されていても、運用を続け時間が経つとどうしても偏ってしまう。しかし、5年に1度コンサルティングを受けて、その都度最適化の計画を練り直すのは非効率的だ。そこで、ダイナミックITという環境下では、このような偏りをユーザー自身が問題点と対処法を知って、システム自らが偏りを是正していけるようにすることが重要となる。
次世代データセンターを構成するコンポーネントとして2,3年位前くらいから、サービスに対してアプリケーション、インフラ、ファシリティがリソース横断的に対応するものが登場した。この場合リソース管理やセキュリティなどはインフラ横断的に対応していなければならないが、すべてを網羅するのはなかなか難しいところだ。
2008年頃から、VMwareのvSphere構想をきっかけに、クラウドが注目されるようになり、ファシリティに対して柔軟で流動的なデータセンターに注目が集まるようになった。この環境では、スケーラビリティが非常に柔軟で、自由にスケールアウトできることが大きな特長だ。現在、EMCや VMwareでは、このクラウドに対応したデータセンターの研究を進めている。
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2012-10-31

