プライベート・クラウドを実現する技術は革新を遂げ、物理、時間、場所の制約を越えて真のIT as a Serviceを実現するところまで来ています。ここでは、5回にわたる連載形式で、プライベート・クラウドを新たな領域へ進化させる新しいビジョンとストレージ技術をご紹介します。
【連載特集 第1弾】
■■■これまでの常識を変える「仮想ストレージ」の世界■■■
■■■物理と時間と場所の制約を越える「仮想ストレージ」と「フェデレーション」■■■
■企業ITが目指すべきプライベート・クラウド・モデル■
経済は上向きといわれながらも、まだまだ不確実性が高く変化の激しい市場状況は続いています。その中で企業ITを「所有」から「利用」へシフトする手段としてプライベート・クラウドへの期待はますます高まっています。昨今クラウド・コンピューティングの定義自体が多様化、複雑化していますが、重要なポイントは以下の3つに集約できます。
・ 技術モデル:仮想的に共通プール化されたリソースと動的なリソース割当てのための自動化技術
・ 運用モデル:ノータッチ、またはロータッチ(極めて運用負荷の少ない自動化された運用)
・ 利用モデル:必要に応じた利用と利用に応じたコスト
これらはサービス・プロバイダが提供するパブリック・クラウドと企業ITが提供するプライベート・クラウドの両方に共通する概念です。しかし、プライベート・クラウドでは、もう一つ重要なポイントがあります。所有か利用かに関わらず企業ITはITリソースのサービスレベルやセキュリティ、ガバナンスを維持しなければならないという点です。「プライベート」とは企業ITの制御下において利用することを意味しており、ITリソースを利活用してビジネス競争力を上げるためには、その制御可能な利用の範囲をどこまで一貫性を持った形で広げられるかという点が重要となります。しかし、ITをプライベート・クラウドへ移行し、IT as a Serviceへ変革させる上で、越えなければならない制約が存在します。
■IT as a Serviceへ変革させるために越えなければならない壁とは?■
それは物理と時間と場所の制約です。
サーバー環境では、この制約を越えるために2つのステップを経て進化してきました。
最初のステップは、特定の物理サーバー、占有リソース下へのサービス・アプリケーションの構築から、サーバー・リソースを共通プール化し複数のOS、アプリケーション間で利用するサーバー仮想化への移行です。サーバー仮想化によって、物理サーバーの制約を排除し、共通リソース・プール内での動的最適化が可能になりました。しかし、この時点では、利用と最適化の範囲はデータセンターの中に留まっていました。企業のITリソースが分散して所有、利用されていたり、規模の経済を活かすために個別にデータセンターを所有している企業のグループ間でのリソースの利用最適をしたい場合や、ビジネス・ニーズにおける激しい変化へ対応するために必要に応じてサービス・プロバイダのパブリック・クラウドを組み合わせて利用したい場合でも、場所の制約により実現できていませんでした。
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