■仮想インフラからクラウドインフラへ■
VMwareが提供する仮想化(クラウド)の価値は、ITをサービスとして提供することだと考えている。そのためには、インスタンスの効率をあげ、購入したハードウェアを使い切る「効率性の向上」、ユーザーの1クリックごとのコストを安全に削減する「管理性の向上」、仮想化環境になっても既存の運用ノウハウをそのまま引き継ぐことができる「柔軟な選択肢の提供」の3つが重要になってくると考えている。つぎに、実際に仮想化の作業を行う際に重要なことは、コンピュータをきちんと分割し、それらをセキュアに運用でき、かつリソースのコントロールをおこない、物理サーバの種類とは関係なく移動できることがあげられる。現状のコンピュータは、その処理能力の高さから仮想化して分割して使うのが今や標準になってきている。そこで作った仮想マシンは仮想化技術がハードウェアの関係を抽象化してくれることから、物理マシンに関係なくVMotionなどのライブマイグレーション機能を使って、自由に動かすことができるのだ。その結果、データセンターの枠に限定されず、外部のクラウドと連携できるようになっている。
このような仮想化の流れは、実は10年以上前から始まっていた。VMwareは、1999年のワークステーションを仮想化する「VMware Workstation」からスタートし、2003年には現在の仮想化の基礎とも言えるハイパーバイザー型の「VMware ESX」を市場投入しVMotionが利用可能となった。2006年には「VMware Infrastructure 3」を投入し大規模なデータセンターの仮想化が加速し、2009年にはクラウドOSの「VMware vSphere」を提供し、クラウドコンピューティングのプラットフォームとして選択されるようになってきた。その結果、WindowsやLinuxは OSではなく、アプリケーションの実行環境として扱われるようになりはじめている。
仮想化のニーズも変化しており、最初はVMwareを単一もしくは小規模なシステム利用されるお客様が多かったが、ここ最近では100台規模以上のサーバをプール化して、社内クラウドとしてご利用いただくケースが主流となってきた。現実に日本におけるVMwareのユーザーは4,800社を突破し、日経 225の80%以上の企業が利用している。特に最近になって目立ってきたのが金融や流通のお客様だ。仮想化を利用することでITコストを極限まで下げ、ビジネスの優位性を生み出している。ほかにも、多くの大手プロバイダが提供する社外クラウドにもVMwareが使われている。さらにその先にあるのが社内クラウドと社外クラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドだ。この環境では、コストやサービスレベル(パフォーマンス、可用性、セキュリティ)に合わせて好きな環境が利用できる。
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