2010年6月17日に開催した「EMC Forum 2010」で「クラウド・コンピューティングへの旅〜先進的なクラウド・テクノロジーの展開に向けて〜」をテーマに、VCE連合の取組みとユーザーのメリット等についてパネルディスカッションした内容を紹介します。
■従来の手法とは違う新しいアプローチが求められている■
はじめに、各社のクラウド・コンピューティング(以下、クラウド)への取組み状況についてお聞かせ下さい。
EMCジャパン 諸星氏(以下、諸星氏)
クラウド・サービスの利用が拡大していますが、ビジネスのコアとなる業務アプリケーションやミッション・クリティカルな基幹システムの一部では、全てのデータをサービス事業者(クラウド・サービス・プロバイダー)にあずけることに向いていないものもあります。今後は、適材適所で内部と外部のクラウドを使い分けるプライベート・クラウドへと移行していくでしょう。
EMCでは、プライベート・クラウドへの移行を進める企業様向けに、その取組みを支援する製品や技術を提供しています。例えば昨年12月に発表した「FAST」は、階層化ストレージの可能性を最大限に引き出して、サービスレベルの向上とコスト削減を実現する自動階層化技術です。アクセス頻度が高いミッション・クリティカルなデータには高いパフォーマンスのフラッシュ・ドライブを割り当て、それほどではないデータには一般的なファイバ・チャネル・ドライブを、あまりアクセスが頻繁ではないデータには大容量で低コスト、低消費電力のSATAドライブを割り当てるというように、適材適所のデータの配置を自動的に、しかも時間による環境の変化に合わせてオンデマンドで行います。また本年5月には、ストレージを物理・時間・場所の制約から解放する分散ストレージ連携技術(ストレージ・フェデレーション)を利用して、異機種混在ストレージ環境のデータセンター間において距離の壁を越えて連携する新しいデータセンターのモデルを実現する「EMC VPLEX」を発表し、その第一弾として、サイト内でストレージを仮想化する「VPLEX Local」と、100km程度の同期可能な距離でのフェデレーションを実現する「VPLEX Metro」の販売を開始しました。そして来年には、数百km間でのフェデレーションを実現する「VPLEX Geo」を提供し、将来的には、距離の制限のない地球規模のフェデレーションを可能とする「VPLEX Global」を提供する予定です。
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2012-10-31

