【EMCジャパン Tech Communityサイト】異機種混在や仮想化をサポートするRecoverPointの最新災害復旧対策とは?

EMCジャパン株式会社

2010-09-08

■災害復旧対策の現状と課題■


現在、企業におけるほとんどの業務はITのシステムに依存している。そのため、ITシステムが停止すると、業務自体が停止して大きな打撃を受けてしまう。このような背景からIDCジャパンが2010年2月に行ったストレージ管理の課題という調査では、災害対策が3番目にランクされており注目度は上がっている。しかし、一般的には災害対策の構築には膨大なコストが必要であり、対策が追いついていないのが現状だ。また、災害対策の運用負担が増大することも障壁となっている。もし、コストを抑えて、なおかつ優れた運用対策が施された災害対策インフラを構築できれば、この問題は一気に解決すると言えよう。そのニーズを満たすソリューションが「RecoverPoint」だ。


■RecoverPointとは?■


災害復旧ソリューションのRecoverPointは、ストレージを持たないアプライアンスで提供される。2006年から販売されており、全世界で年間数千台の導入実績があり、安心して利用できる製品だ。
RecoverPointは、SANに接続してストレージの代わりにレプリケーションを行う。2つのサイト(ローカルサイトとリモートサイト)がある場合は、RecoverPointで2つのサイト(SAN)をWANで接続する構成となる。RecoverPointの主な機能の特徴を以下に列挙しよう。


 ・ 同期・非同期レプリケーションをサポート
 ・ ローカル・レプリケーション構成、リモート・レプリケーション構成およびローカルとリモート同時レプリケーション構成をサポート
 ・ 双方向レプリケーションをサポート
 ・ データ圧縮転送
 ・ 異機種プラットフォームをサポート
 ・ CDP(Continuous Data Protection:継続的なデータ保護)技術を採用


ここで、CDPの特徴について通常のバックアップ方法との違いを説明しながら紹介していこう。まず、1日に1回ストレージでリモートサイトにバックアップする夜間バッチ処理を考えてみよう。この方式では、毎日バックアップするタイミングでアプリケーションを停止し、クローンボリュームを作成する。そして、夜中にこのクローンボリュームをリモートサイトに転送する。この方式のデメリットは、RPO(復旧時点目標)が、最大24時間前のものになってしまう点である。そのため、最近の更新はリカバリできないということになる。


次に、ストレージ同士のレプリケーションを考えてみよう。ストレージのレプリケーションは、多くの場合30分〜1時間単位で差分データコピーする。この方法では一定の時間になるまで差分データを蓄積しておき、時間がきたらレプリケーションを行う。したがってRPOは直近のもののみになり、それ以前のデータには戻すことができない。つまり、リカバリポイントは、常に1つだけとなる。


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