■情報管理の現状と課題■
企業におけるデータの実態を見た場合、RDBやERPなどの構造化されたデータは全体の20%しかない。残りの80%は帳票やE-mailデータなどの非構造化データだ。この非構造化データは管理が行き届いていないのが現状だ。
世界市場ストレージシステム出荷容量のデータを見ると、非構造化データは年率60%の勢いで急激に増加すると予測される。それは、複製データの増加やデータの長期保存などが要因となっている。
では、増え続ける非構造化データについて、現状はどのように管理、運用がなされているのだろうか? 一般的に非構造化データはファイルサーバや、ストレージシステムに保管されるが、保管に関してルールが定められているところは少なく、エンドユーザに任せた運用となり、闇雲にデータがたまっていることが多い。またファイルサーバを使ったデータ共有は、データ量削減の大きなメリットになるが、現実には共有すべきものが明確化されていなかったり、共有していても目的のデータを簡単に見つけられないという問題を抱えている。更にコンプライアンスに応じた保存期間に対応するために、データを長期保存するが、どのデータを保存すべきか、また保存期間はどれくらいなのかを明確化されていないケースが多い。そして最後に「廃棄」について、ファイルサーバは有限なのでデータの取捨選択を行わなければならない。しかし、データへの対処方法に任意の決まりがないので、そのデータが廃棄していいものかどうかが分かりづらくなっている。また保管期間が切れても、誰の判断で廃棄してよいか分からないなどあげられる。このようなことが要因となりデータはますます増加してしまうのだ。
一般的なファイルサーバの構成としては、全国の拠点に分散して配置されていることが多いが、このような環境では管理コストが余計にかかったり、運用の効率化やセキュリティに関して同レベルで管理することは難しくなっている。そこでファイルサーバの統合をおすすめする。統合することで、ストレージリソースの共有による運用の効率化並びにコスト削減、管理者負担の軽減、更にセキュリティ対策を1カ所で集中的に管理可能となるなどのメリットがある。ただし、ただ単に統合しただけなら、各地に分散していた小さな器を大きな器に変えただけで、今までどおり無尽蔵にデータが増え続け潜在するリスクもそのまま引き継がれてしまう。そこで、ファイルサーバの統合を行う際には、管理をどうするかを事前にしっかり計画しておくことが重要となる。
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