現状のまま多種多様なクラウド・サービスが利用され、それを支えるさまざまなベンダーのクラウド・インフラが混在して運用されると何が問題になるのだろうか?
異種クラウド間での認証やデータ移行が複雑化し、セキュリティ・ リ スクが増すであろう。
クラウドは、市場の変化に合わせてサービスやインフラを機敏かつ柔軟に活用できなければ意味がない。
そうしたクラウド本来の価値を現実化するために、2010年4月に異なるクラウド間におけるクラウド・データ管理インターフェース(Cloud Data Management Interface)を標準規格として策定したのが、グローバルなストレージ業界団体である「SNIA(Storage Networking Industry Association)」だ。
来日したSNIA会長、ウェイン・アダムス氏にオープン・クラウドに向けた標準化の現状とビジョンを聞いた。
■ストレージをサービスとして利用する時代(DaaSの到来)■
これまで企業では設備投資の一環としてストレージを購入するというのが主流でしたが、これをサービスとして利用したいという意向が強くなっています。私たちはこの流れを「DaaS(Data Storage as a Service)」と称しています。
たとえば、経理業務は年4回、決算に伴いピークを迎えるため、IT部門では決算期に合わせてIT資源を保有します。しかし、それでは無駄が多いのも事実です。また、現状多くの企業ではデータの管理は行っていますが、データの複製回数や保存頻度、保存期間、保存場所(国内・国外)などは、コンプライアンスに従って明確に管理されていません。
今、企業内で行われているこうしたインフラ管理やデータ管理のやり方は、クラウド環境でも行えることが求められますが、このままでは課題が多く、「DaaS」の時代の到来を迎えることはできません。SNIAはこのギャップに気づき、より良いデータの管理のために標準化を目指し、データの価値に基づいた管理ができる取り組みを開始しました。
現状が続けば、企業はクラウド・サービスの利用、クラウド・コンピューティングへの移行に及び腰になってしまいます。これを安価で利用しやすいものにするためにも、一定の技術標準を設け、利用者とサービス・プロバイダーがもっと自由にクラウドの価値を享受できるようにしたいと考えています。
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2012-10-31

