【EMCジャパン Tech Communityサイト】◆ゼロからはじめるストレージ入門◆Part6:ストレージをネットワーク化するFCとiSCSI

EMCジャパン株式会社

2010-12-22

読者の中にも複数台のパソコンを所有している方は多いと思うが、PC間のデータのやり取りやディスクの空き容量のやりくりについて悩んだことはないだろうか?企業の情報システムにおいても同様の悩みは存在する。たとえば、財務会計システムのストレージには空きがあるにもかかわらず、データウェアハウスで近々にストレージ増設が必要といった話だ。これら問題を解決するのが、これから2回に渡って解説する「ストレージネットワーク」である。


■ストレージ共有・統合のニーズからネットワークへ■


ストレージネットワークは、サーバーとストレージのアクセスを柔軟かつ広範に行なうための仕組みで、利便性の向上やコスト削減がネットワーク構築の最終的な目的となる。こうしたストレージの共有や統合はその手段として一般的で、図1に使用例を2つ挙げた。例1はストレージを複数のサーバーで共有し、例2ではストレージに加えてデータそのものも共有している。


例2のほうがより利便性も高いが、複数のサーバーから同じデータを更新する場合の排他処理など、高度な制御プロトコルが必要とされる。例1が一般に「SAN(Storage Area Network)」と呼ばれる形態で、ここではこのSANを中心に解説していく。


ちなみに、例2のストレージは「NAS(Network Attached Storage)」と呼ばれており、最近は一般ユーザー向けにもさまざまな製品が販売されている。NASについては、次のPartで解説しよう。


■SANの代表 Fibre Channel■


一般的なネットワークの要件として、
・ 配線が容易
・ ある程度の長距離接続をサポート可能
・ 広帯域で遅延が少ない
・ 多くのデバイス(ノード)を接続可能
といったものが挙げられるが、これらはSANの要件にもあてはまる。旧来のサーバーストレージ間の接続方式は「SCS(I Small Computer SystemInterface)」が主流であったが、残念ながら上記要件を満たす仕様ではなく、「ネットワーク」の構築は事実上不可能だった。SCSIに使うパラレルケーブルは太くて取り回しが悪く、また同一チャネル内の接続デバイス数に制限があるためだ。


そこで1980年代後半に、Fibre Channelという従来のSCSIプロトコルも対応可能な新しいストレージ用ネットワークが考案され、1994年にANSIにより標準規格として承認された。Fibre Channelの構成要素と特徴を図2に紹介する。


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