■インフラにおいてTier1アプリを仮想化する際のポイント■
プライベートクラウドを実現するためにはさまざまな行程がある。現段階での日本のお客様の多くは、重要度の低い部分であるIT Productionの仮想化が中心になっており、これからビジネスアプリケーションの段階に進もうとしているところだ。これを実現するためにはサービス品質の向上が必要だ。それは、サービス品質が今までのままで仮想化してしまうと、会社全体に損害を与えてしまう可能性があるからだ。まずアプリケーションを仮想化に移行する際に必要なものとして、OPEX(運用コスト)の節約がある。もうひとつはサービス品質を向上するために可用性を上げることも重要になってくる。
具体的にインフラを仮想化するために、重要となる3つのキーワードがある。それは、より集中するI/Oやネットワークに対して品質を保持するための「スケーラビリティ」、システムを安定して稼動させるための「アベーラビリティ」、最後にデータの保護と障害対応するための「プロテクション」だ。これに該当するEMCのテクノロジーは、スケーラビリティには、ディスクのボトルネックを解消するための「FAST Cache」、TCOを削減しながら効率を上げる「FAST」、ホストの負荷を軽減する「VAAI(vStorage API for Array Integration)」がある。アベーラビリティにはストレージI/Oを最適化する「PowerPath /VE」が、プロテクションには、重複除外機能を持つバックアップ装置「Avamar」、VMwareで災害対策環境を構築するSRM(Site Recovery Manager)に連携する製品などがある。では、具体的な製品について紹介していこう。
■スケーラビリティ■
□FAST Cache□
FAST CacheはEFD(Enterprise Flash Drive)を、大容量のキャッシュとして利用する機能だ。データ保存用EFDの一部をキャッシュとして利用することで、最大2TBの大容量キャシュとして使うことができる。ディスクアレイ自体にもキャッシュが搭載されているが、通常のキャッシュは高価で容量も限られている。このFAST Cacheにより、突発的なI/Oの増加に対応することができる。
□FAST□
FASTはディスクの階層化を自動的に行うものだ。たとえば、1TBのデータベースデータがあった場合、頻繁にアクセスされるものは10%以下で、残りの大部分はアクセスがほとんど無いというのが現実だ。これを同一のディスクに置くのは非効率的である。そこで、EFD、FC、SATAを用意し、データのアクセス頻度に応じて最適なI/Oを要求するディスクに格納する作業を自動的に行うのがFASTの機能だ。具体的には定期的にアクセス頻度を分析してポリシーを作り、それに応じて移行作業を自動的に行う。自動移行が不安な場合には、ユーザーが認証した後に移動することも可能だ。これにより、ディスクの効率化ができるだけでなく、ディスクの本数を減らすことができ、コストダウンも同時に実現できる。
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