ITインフラの課題(弱点)は、実は仮想化されたクラウド基盤に移行しても変わらない。それは、サーバやストレージ、仮想OS、ネットワーク・スイッチなどの構成要素が各ベンダーごとに寄せ集められたことによる導入・運用管理の弊害があるためだ。
Vblockは、そうした要素がオールインワン化されており、まるでLEGOのように組み合わせて構築・拡張していける。しかも、それぞれのブロックが最先端のベスト・プラクティスとして入念な検証が行われているという。その結果、クラウド・インフラを1つの窓口でワンストップで導入・運用できるため、日本で2010年2月にVblockが発表されてからわずか5ヶ月で初受注があった。
実際にサーバ、ストレージ、ネットワークの各プロビジョニングがVCE連合1つで完結できることがクラウドへの旅を大きく前進させたことになる。
そこで、Vblockの誕生から検証までを指揮してきた、米国VCE連合の検証センター長であるホン・クウェックに、ラボの狙いと検証体制を聞いた。
■VCE連合の検証センターの戦略とは?■
シスコ、VMware、EMCによるVCE連合は、ホン・クウェックが指揮する米国サンタクララ州のイノベーション・センターと、ノースカロライナ州に新たに開設するバーティカル・ソリューション・ラボによって、Vblockの実運用のための検証を実施しています。イノベーション・センターでは、SAPやExchange、仮想デスクトップなどのアプリケーション、およびそれらの災害対策やバックアップ、重複除外などの検証が行われています。一方、バーティカル・ソリューション・ラボでは、金融や通信など業種別にVblockのクラウド・インフラとしての最適化検証が進められています。
このようにVCE連合では、Vblockという標準化された次世代のクラウド・インフラを、アプリケーション等を横軸とした検証と、業種別の縦軸の検証を掛け算して、世界でも例のないビルディング・ブロック式の次世代クラウド・データセンターの実運用に備えて整備を強化しています。
Vblock自体は、3つのラインアップで構成されていますが、これらは今後データセンターに求められるCPU処理能力とネットワークやストレージのI/O処理能力をマッピングして、最もニーズの多いゾーンに対応して開発されたものです。Vblockは、どのような業種に、どんなITサービスを提供する基盤となるのか?「我々サンタクララのラボは50名のエンジニアがいますが、プロジェクト単位で全世界に出向いてそうしたVblockの検証に参加しています」と語るホン・クウェック。では、その検証体制について詳しく聞いてみることにしましょう。
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