企業の情報システムに対する重要性は高まり規模も拡大傾向にある。同時に、システム環境は複雑化しており、運用管理コストが大きな問題となっている。このような背景からも、情報システムの運用管理をいかに効率化すべきかという点が注目されている。ここでは、ストレージ管理のポイントを整理しながら、システム全体の運用管理を効率化するツールについて紹介する。
■SANとストレージの構成要素■
どの企業でもサーバーやIPネットワークの運用管理は行なわれているだろう。しかし、SANやストレージについては、実際に導入していなければイメージは難しいと思われる。そこで、まずはSANとストレージの構成を簡単に解説しよう。
ストレージを含めたシステム環境を図1に示す。サーバーはIPネットワーク以外にもストレージのネットワーク(SAN)に接続され、その先にストレージアレイが接続される。また、サーバーはSAN(ここではFC-SANを想定)と接続する場合、HBAというインターフェイスを経由して通信が行なわれ、マルチパス管理ソフトウェアによって、利用するSANのパスが制御される。一方、HBAやスイッチは可用性を高めるため冗長化されるのが一般的である。なお、ストレージ上の論理ボリュームは、ゾーニングやLUNマスキングによってサーバーとのアクセスが制御される。
本論に入る前に、まずはSAN構成に関する用語を補足しておこう。また、あわせてPart6も参照してほしい。
□ゾーニング□
SANの物理トポロジーで実現するアクセス制御機能。サーバーとストレージの接続関係を論理的に分割してセキュリティを維持する(図2)。なお、スイッチのポートまたはWorld Wide Name(WWN)で制御する2つの方法がある
□WWN□
FCスイッチやHBAといったハードウェアに固定的に割り当てられた64ビット(8バイト)のアドレス(EthernetのMACアドレスに相当する)。ゾーニングで利用される
□LUNマスキング□
サーバーが特定の論理デバイス(LUN)のみアクセスできるようにアクセス制御する機能。ストレージによって実現される機能であるが、マスキングが利用できないストレージ製品もあるので注意が必要である
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