【EMCジャパン Tech Communityサイト】仮想化の効果を最大化するストレージ・インフラ構築法

EMCジャパン株式会社

2011-05-25

■シンプルで効率的なストレージ管理の重要性■


EMCでは、企業内のクラウドとパブリッククラウドを適材適所で使い分けることができる次世代のインフラを「プライベートクラウド」と呼んでいる。プライベートクラウドへの移行において、企業は大きく3つのフェーズを辿ると考えられる。はじめに、ITコストの削減を目的としてサーバ仮想化による統合を進め、次にサービス品質の向上を目指して、サーバ仮想化環境の規模を拡大させていく。そして、最終的にはサービスとしてITリソースを提供できるインフラへ進化するのである。


サーバ仮想化環境の規模を拡大させるためには、初期のフェーズから効率的な管理を実現するインフラが求められる。特にストレージに関しては、サーバ仮想化環境との統合度合いが重要な要素の1つとなる。


例えば、VMware vShpereではストレージ関連機能の拡張性と柔軟性を向上させるAPI(vStorage API)を提供しているが、このAPIとストレージの統合よる運用効率化の効果は無視できない。中でもVMware vSphere4.1からリリースされたvStorage API for Array Integration(VAAI)をサポートしているストレージの環境では、仮想マシンのコピー処理をESXサーバのハードウエア・リソースを消費せず、ストレージにオフロードさせる事が可能となる。他にも、ESXサーバとストレージ間のI/Oを大幅に削減したり、I/Oに対するLock制御の細粒化によって、ESXからデータストアに対するアクセスの柔軟性を高めて、大規模なESXクラスタ環境の性能を高める効果が期待できる。


ちなみに、VAAIをサポートするストレージは、VMware社の「VMware Compatibility Guide」で確認することができるが、EMCのCLARiXやSymmetrixはVAAIをサポートしており、前述の運用効率化の効果を享受することができるストレージである。


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