■エグゼクティブ・サマリー■
Oracle Databaseは、通常、複数の論理ユニット(LUN)上に配置されています。データには論理的関係があり、相互に依存した書き込みI/Oが存在します。このようなデータベースのレプリケーションを実行する場合、相互に依存した書き込みの整合性を維持することが不可欠です。そのためには、データベースをシャットダウンするか、データベースをホット・バックアップ・モードにしてから、レプリケーションのプロセスを開始すればよいのですが、どちらの方法も、ダウンタイムであったり、オンライン・バックアップ実行中のパフォーマンスの低下という点で、データベースのユーザーにマイナスの影響を与えます。現在では、EMC CLARiX SnapViewおよびMirrorView/Synchronous(MV/S)レプリケーション・ソフトウェアの整合性機能を使用すれば、事前にデータベースをシャットダウンしたり、ホット・バックアップ・モードに切り替えたりしなくても、Oracle Databaseのレプリケーションを実行できるようになりました。EMCの実績あるストレージ・ベース・ソフトウェアの整合性機能をOracleのFlashback Database機能とともに使用することで、Oracle Databaseのレプリケーションを簡略化する新たな選択肢が提供されます。
■概要■
このホワイト・ペーパーでは、SnapViewとMirrorView/Synchronousのコンシステント・ストレージ・レプリケーション・テクノロジーと、Oracleのフラッシュ・リカバリ領域とFlashback Database機能、およびOracle ASM(Automatic Storage Management)機能の組み合わせにより、Oracle Databaseのオンライン・バックアップを支援する方法について説明します。ASM環境でEMCレプリケーション・テクノロジーを使用するOracle Database 11gR2のオンライン・バックアップの例も提示します。このホワイト・ペーパーは、ホワイト・ペーパー「EMC CLARiXデータベース・ストレージ・ソリューション:Oracle 10gおよび11gとCLARiXの組み合わせにおけるストレージ・レプリケーションの整合性」のアップデート版です。
■対象者■
このホワイト・ペーパーは、LinuxおよびWindowsプラットフォームでEMC CLARiX SnapViewおよびMirrorView/Sの整合性機能を使用するOracle Databaseのバックアップおよびリモート災害保護計画の導入を検討している、データベース管理者およびシステム管理者を対象にしています。読者は、Oracle DatabaseソフトウェアおよびASMならびにEMC CLARiX SnapViewおよびMirrorViewレプリケーション・テクノロジーに関する知識が必要となります。
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2012-10-31

