【EMCジャパン Tech Communityサイト】事例紹介 Vol.29 | 業務システムの仮想化で、初期投資抑制や運用コスト削減が実現

EMCジャパン株式会社

2011-06-08

■業務システムの仮想化で、初期投資抑制や運用コスト削減が実現
開けた"地方自治体版プライベート・クラウドへの道"■


薩摩川内市では、市民の生活を行政の立場から支えるため、2009年、市が所有するITシステムの今後のあり方について抜本的な検討を開始した。高いコスト・パフォーマンスを発揮するシステム構成を模索する中で、選択したのはEMC統合ストレージの採用と仮想化によるサーバ統合だった。 メインフレームおよびオープン・システム、双方のストレージとなったEMC Symmetrix、VMware環境を取りまとめるEMC Celerraを中核に構築された新システムは、職員の運用工数削減、処理能力、データ保護レベルの向上を実現。ITコスト削減の目処もたっており、"地方自治体版プライベート・クラウドへの道が開かれた"と評価されている。


■豊かな自然に恵まれた日本人のふるさと■


鹿児島県薩摩川内市は、九州・薩摩半島の北西部に位置する地方都市だ。東シナ海に面した変化に富む白砂青松の海岸線、市街部を悠々と流れる川内川、みどり豊かな山々や湖など、そこは自然にあふれている。名だたる温泉郷でもあり、東シナ海に浮かぶ美しい甑(こしき)島は、映画やドラマのロケ地としてもたびたび選ばれている。
2011年3月には、九州新幹線が全線開業し、福岡から約1時間20分、関西も4時間以内とぐっと近くになり、ビジネス・観光ともに今後期待される。一度訪れると強く記憶に残る"みんなのふるさと"にしようと、3800人の薩摩川内市シティセールスサポーター"が意気込む。人口は約10万人。この市民の生活を行政の立場から支えているのが、薩摩川内市だ。


■ITシステムの今後をどう考えるか■


2009年、同市では市が所有するITシステムの今後のあり方について抜本的な検討を始めた。2004年に行われた、いわゆる"平成の大合併"で1市4町4村が統合され、薩摩川内市となった。そして、それらすべてのITシステムが現在の薩摩川内市の庁舎内に集結。そこには、メインフレームに加えてオープン系システムもあり、当時ですでにサーバ台数は行政系だけでも70台にも上っていた。このままいけばサーバは増加する一方で、運用は煩雑化し、そのスペースの確保や空調・電気工事も考え続けなければならない。


どうすれば高いコスト・パフォーマンスを発揮するITシステムが構築できるか。熟考を重ねた結果、すべてのシステム環境をオープン化することを決定。ただ、その時点ではメインフレーム環境を移行するには時間が不足しており、2011年12月まで引き続きリースでメインフレームを運用することになった。だが、そうした中でも、できるかぎり無駄にならないIT投資を実現したいと同市は考えた。


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