スケールアウトNAS(Network Attached Storage)のグローバル・リーダーとして、世界中で1,800社以上の顧客を持つIsilon Systems社は2010年12月EMCと経営統合し、その日本法人であるアイシロン・システムズ株式会社も2011年7月よりEMCジャパンの「アイシロン事業本部」として再スタートを切りました。それに伴い、同社の主力製品であるスケールアウトNAS製品は「EMC Isilon(以下、Isilon)」という新名称で、今後もさらなる多くのお客様のニーズに応えていくことになります。
本稿では、経営統合に先立って2011年4月から5月にかけて発表されたIsilonシリーズの新製品についてご紹介します。
■スケールアウトNASの次世代モデルを発表■
本格的なビッグデータ時代を迎え、そのストレージ基盤として多くの企業がスケールアウトNASに注目しています。膨大に増え続けるデータから効果的な企業活動に結び付けるために、大量のデータをシンプルに放り込んでおける「大きなバケツ」としての役割をスケールアウトNASに求めているのです(コラム参照)。
従来、大量のデータや大容量のファイルを扱う企業といえば、3D映画などを制作するメディア&エンターテインメント系やライフサイエンス関連などの企業が中心でした。しかし近年は、一般の企業(エンタープライズ)にも、ITソリューションとしてスケールアウトNASが浸透しています。これは「ビッグデータの時代」を迎え、特定の業種にかかわらずスケールアウトNASが広がっていることを示しています。
この領域のリーディング・カンパニーとして大きなアドバンテージを持っているのがIsilon Systems社(現EMCアイシロン事業本部)です。いち早くスケールアウトNASの開発に取り組み、すでに10年にわたってその技術を成熟させてきました。
Isilonの独自の分散ファイル・システム(オペレーティング・システム)である「OneFS」は、最小3台~最大144台の物理ストレージ(ノード)を1つの仮想的なストレージ・プール(クラスタ)として管理します。その総容量にかかわらず、クラスタはシングル・ファイル・システム、シングル・ボリュームで管理できるのが特長です。保存されるデータはノード間のストライピング(*1) により、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)以上のN+4(最大)のレベルで保護が可能になっています。また、OneFSのアドオンとして、クォータ管理(*2)やスナップショット、階層管理、リモート・レプリケーションなどを提供するさまざまなアプリケーション・ソフトウェアが用意されているのも、Isilonの魅力となっています。
(*1) 1つのデータを2つ以上のハードディスクに分けて同時に書き込むこと。
(*2) ユーザーやグループ単位でディスク使用量の制限量を設定する機能。
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