【EMCジャパン Tech Communityサイト】重複除外の市場への浸透度と今後の国内重複除外ストレージ市場の展望

EMCジャパン株式会社

2011-08-10

■データの価値とは何か?■


ディデュープ(以下、重複除外)の動向を説明する前に、その元になるストレージに格納するデータの価値を知っておく必要がある。そもそもデータの価値とはなんだろう? たとえば、「何らかの目的実現に役立つ性質や程度」、「有用性」、「利益・売り上げにつながるもの」、「利用頻度の高さ」、「コンプライアンスのために重要なもの」など、人それぞれ考え方が違う。さらに価値を生み出すデータとは何かという質問には「会社に存在するものすべて」、「業務部門が持っているデータ」、さらには「価値なんか判断できない」という人もいるだろう。そこで、具体的にIT管理者515人にデータの価値について聞いてみたところ、90%のユーザーがデータの価値を認識していることが分かった。


では、その価値とは具体的に何なのだろうか? 先ほどの調査では会社の利益、売上に貢献するデータ、利用頻度の高いデータ、コンプライアンスやCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に対応したデータなどの回答が多かった。中でも圧倒的に会社の売り上げや利益につながるデータを価値あるデータと認識していることが分かった。これとは別に、自社のデータがどの程度売り上げにつながっているかという調査を行ったところ、投資対効果を算出していないユーザーが46%と最も多く、ITシステム内でのみ投資対効果を計測しているユーザーが約30%、業務に対して投資対効果を出しているところは、残念ながらわずか25%であった。このように、データが持っている投資対効果を明確にしているところは、非常に少ないのが現状だ。(※図1)


データの価値を計ることは非常に難しい。そこで、投資対効果を具体的に数値で表す指標の一つとして、NPV(Net Present Value:正味現在価値)を利用することをお勧めする。この手法では、初期投資 + 保守費用、導入した効果はどれくらいか? 固定資産税、減価償却費等の固定費はいくらか? を入力すると投資対効果を分かりやすく表示することができる。具体的に、従業員250人程度の企業規模を例にとって重複除外のバックアップシステムを導入した場合の投資対効果を判断するためにNPVを使ってみた。ここでは、初期投資を約2000万円、期待する効果を毎年2400万円だと算出して、NPVのシートに入力してみた。結果は2年目までは効果があがっていなかったが、3年目から100万円、4年目から900万円、5年目は1800万円のプラスがでた。データの価値を理解する意味でも、ぜひNPVを算出してみて事前に評価してほしい。


続きはこちらから (»リンク)


EMCジャパンのTech Communityサイト (»リンク) では、ストレージや情報管理に関する最新技術を多数紹介しています。

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]