■ストレージの複雑な運用管理から解放されるためにEMCアイシロンを採用■
株式会社レーベルゲートは、国内の有力なレコード会社の共同出資によって設立された音楽配信サービス専門の運営会社です。これまではパソコン向けの音楽配信サービス『mora』『mora win』を中心に手がけてきましたが、近年では急速に普及しつつあるスマートフォン向けの音楽配信サービス『mora touch』にも力を入れています。配信楽曲数は、2011年8月時点で270万曲に達し、国内では最大規模を誇ります。同社はこれらの配信サービスを支えるストレージとして、EMCアイシロンスケールアウトNASを採用しました。
音楽配信サービスを提供する同社のシステム基盤は、フロントエンドのサーバ群と楽曲データを保管するストレージ(NAS)から構成されます。システム構築当時は、コストを最小限に抑えるために、安価な大容量NASをこまめに増設するアプローチがとられてきました。また、楽曲ファイルの管理を容易にするために、フロントエンドのサーバ側ではシンボリックリンクを使って手動でファイル配置を最適化していました。しかし、NASの台数が増えるにつれて、ストレージの管理工数が劇的に増大し、運用管理が複雑になってきました。
フロントエンドのサーバ群は、レコード会社から納品された楽曲データを登録する配信素材管理サーバ、エンドユーザに楽曲を提供する配信サーバ、商取引に関する処理をするショップサーバなどから構成されます。タイムリーな楽曲提供を実現するために、配信素材管理サーバと連携して行われる楽曲データの投入作業は毎日実施されています。この投入作業では、サーバとストレージ間で大容量の楽曲データがやり取りされます。新曲が重なると1日で数万曲もの登録を必要とする場合があり、ストレージには膨大なアクセスが発生します。しかし、従来のNASではアクセス性能の不足によって、この投入作業がスムーズにできないときもありました。
櫻堂氏は、楽曲データが増加する背景について、次のように説明します。「楽曲データは複数のレコード会社から提供され、レコード会社自身の判断で配信すべき楽曲が決まります。したがって、当社に納品される楽曲数がいつどれくらい発生するのかをまったく予測できません。また追加される楽曲は、いわゆる最近の新曲だけでなく、往年の名曲なども含まれます。音楽産業の歴史は100年以上といわれますが、その中のさまざまな楽曲がこれからも次々と追加される可能性を秘めているわけです」
このような中で、同社は目指す最高水準のサービス品質を達成するには、まったく新しいストレージ基盤に移行する必要があると考えました。ここでは、①スモールスタートが可能なこと、②サービス無停止でディスク容量を増設できること、③サーバ群からディスクボリュームが常にひとつに見えること、④優れたアクセス性能と可用性を兼ね備えていることが要件でした。同社はこれらの要件を踏まえ、複数のストレージ製品を比較・検討した結果、最終的にEMCアイシロンのスケールアウトNASの採用を決めました。
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