“アクセンチュア | Google Cloud” が企業のデジタル変革を加速する6

Google Cloud の先進サービスと
アクセンチュアの業界知見/ノウハウが結実した
次世代の配送ルート最適化ソリューション「Route Now」

北米では配送事業者で活用が進む。国内企業でも導入に向けた検討段階に

 Route Now は、企業におけるあらゆる配送業務で活用できると青柳氏は話す。

 「店舗や住宅への配送のほか、国内のお客様でしたら、例えば自動販売機への補充品の配送などで活用することも考えられます」(青柳氏)

 北米では配送事業者を中心に活用が進んでおり、現在は国内企業でも導入に向けた仕様策定や機能拡張の検討が進んでいる段階だという。

 「例えば、『この倉庫ではこの出口から出たほうがよい』『この店舗ではこの場所で荷物を下ろしたほうがよい』といった具合に、ドライバーが長年蓄積してきた知見やノウハウがあるでしょう。そのような企業ごとの業務知識をマップ上に表示させるなど、お客様の要件に応じた作り込みにもご対応しています」(青柳氏)

 以上のような特徴を備える Route Now を活用することで、企業は次のようなメリットを得ることができる。

  • コスト削減:輸送車両の最適化、ドライバーの残業時間の削減、顧客手数料の削減など
  • 生産性向上:配送計画と分析時間の削減、意思決定へのオペレーションの集中など
  • 環境負荷の低減:燃料消費の削減など
  • 顧客満足度の向上:配送への信頼向上など

“アクセンチュア|Google Cloud”があらゆる業界の DX を支援

 このようにアクセンチュアは現在、Google Cloud の先進技術を活用してさまざまな業界の DX を支援している。その活動の中心を担っているのが、アクセンチュア社内で Google Cloud の活用を推進する「Accenture Google Business Group(AGBG)」だ。

 「AGBG は、アクセンチュアとグーグルの協業によって誕生したグローバルかつ組織横断のグループであり、Google Cloud を活用してあらゆる業界のお客様の DX をご支援していくことをミッションとしています」(小海氏)

 小海氏は、Google Cloud が特に強い領域として、BigQuery などデータ処理に関するサービス、コンテナなどのモダンなアプリケーション基盤サービス、そして Vertex AI をはじめとする各種 AI の 3 分野を挙げる。AGBG では、これらの機能を活用したソリューションの提供に力を入れており、Route Now もその一例である。

 「Route Now は配送ルート最適化に優れた AI を活用することで実現したソリューションですが、日本初のデジタルバンク『みんなの銀行』様のクラウド型基幹システムでご採用いただいたフルクラウド基幹システムソリューション『MAINRI(メイリー)※1」』ではアプリケーション基盤やデータ処理のサービスをフル活用するなど、Google Cloud の強みを生かしたソリューションをご提供しています」(小海氏)

※1 正式名称:アクセンチュア クラウドネイティブ コアソリューション。
https://www.accenture.com/jp-ja/services/technology/cloud-native-core-solution

 なお、Route Now で使われているルート最適化 AI などのサービスは一般企業でも利用できるものだが、それらのサービスが持つ能力をアクセンチュアの豊富な知見とノウハウによって各業界向けソリューションに落とし込んで提供していることが AGBG の大きな特色だと小海氏は強調する。

 「例えば、Route Now は配送ルート最適化にフォーカスしていますが、より大きな枠組みではお客様のサプライチェーン全体の一部として捉えられます。アクセンチュアはそれら全体をカバーしており、AI を活用した需要予測から販売計画やマーケティング計画、生産計画、そして配送計画までを網羅したソリューションをご提案し、実装まで一気通貫でご支援することができます」(小海氏)

 また、AGBG のメンバーは Google Cloud のコミュニティ運営にも積極的に関与している。例えば、「Jagu'e'r(ジャグアー)」の愛称で知られる企業ユーザー向け Google Cloud コミュニティ「Japan Google Cloud Usergroup for Enterprise」の活動に大きく貢献しており、2021 年には青柳氏ら AGBG のメンバーが「Jagu'e'r Award※2」を受賞している。「企業の垣根を超えた Google Cloud エンジニア(デジタルクラウド人材)の育成は AGBG の重要な活動テーマの 1 つであり、今後も力を入れて取り組んでいきます」と青柳氏は話す。AGBG のサービスとしても、顧客企業のデジタルクラウド人材の育成は需要が急増している領域だという。

※2 Jagu'e'rの活動に対する卓越した貢献、およびJagu'e'rやGoogle Cloudの認知度向上に寄与した個人に対して贈られる賞。

 人材育成からソリューション提供まで、Google Cloud による DX を包括的に支援している AGBG。同グループを核とする“アクセンチュア|Google Cloud” のタッグが、日本企業の DX をさらに加速させようとしている。

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提供:アクセンチュア株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2022年11月30日
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