クラッシュ

用語の解説

クラッシュとは

(crash)
クラッシュとは、アプリケーションソフトやコンピュータが動作しなくなり、入力を受け付けなくなったり異常終了したりすることである。
システムがクラッシュすると、操作がまったく不可能になるので、システムを終了して再起動させるしかない。 アプリケーション単体が停止した程度の比較的軽度のフリーズであれば、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]などの操作でアプリケーションを強制終了させれば回復することがある。 もっと深刻になると、コンピュータの電源スイッチを切って通電を停止してから、再度コンピュータを起動しなくてはならなくなる。 いずれの場合にも編集中のデータは失われる。 クラッシュは主にメモリの不足やバグなどのソフトウェア的な破損によって生じる。 このようなクラッシュを特にシステムクラッシュと呼ぶことがある。 システムクラッシュの他に、ハードディスクが破損してしまったディスククラッシュと呼ばれる状況もある。 ディスククラッシュは、ファイルシステムの破損による故障と、あるいは外部からの強い衝撃などによって起こる物理的な破損との2通りがある。 ファイルシステムが破損すると、記録としては存在するファイルを読み出すことができなくなる。 また、ハードディスクの動作中に衝撃を与えると、ディスク表面上で(1000分の1mmばかり浮いて)読み取りを行っているヘッド部分がディスクに接触し、傷がついて、読み取りができなくなる。 この場合はディスクを交換するしかない。 クラッシュと同様の事態を指す言葉に「ハングアップ」や「暴走」といった表現がある。 ハングアップは処理を進めることができなくなってしまった停止状態を指すのに対して、また「暴走」はシステムが制御不能になり、勝手に異常な動作を始めた場合を指す。 クラッシュが発生すると、Windowsでは画面全体に青い画面が表示される「ブルースクリーン・オブ・デス」が生じる。 Mac OSでは、アプリケーションの暴走によりシステムが修復不能になったことが検出されると、爆弾マークを表示してユーザーに対処を求める機能がある。

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