バナー広告

用語の解説

バナー広告とは

(バナーコウコク)

 インターネットのWebページ上に表示される広告。

「バナー」というのは横断幕という意味だが、広告の形が横長の矩形であることからこう呼ばれる。 バナーには広告主のWebページにリンクが張られており、ユーザーがクリックすればジャンプする仕組みになっている。 ポータルやニュースサイトといった無料サービスのほとんどは、バナー広告からの収益によって成り立っている。

 広告効果は、I. どれだけ多くのユーザーに広告を見せることができたか(これを「インプレッション」という)、II. 何人のユーザーが実際に自社のWebサイトにジャンプしてきたかという2つで測られる。 インプレッションはヤフーのように人が集まる人気サイトほど期待されるので、ページビューが多いサイトほど広告料金は高く、「○○万インプレッション当たり××円」という価格設定になっているのが一般的である。 また、広告の表示をなるべくターゲットユーザーに近づけるため、検索ポータルなどでは検索キーワードに連動して関連広告を表示する仕組みを持っているところもある。

 ユーザーが実際にWebサイトにジャンプしてくるかどうかは、インプレッションでは保証されない。 そこで、実際にバナーがクリックされた回数によって料金が決められる方式もある。 これを「クリック保証型」という。 インターネット広告の代理店サイバーエージェントによって初めて導入された。

 インターネットにおける広告市場は年々成長を見せ、2000年度では369億円見込まれている。 だが、バナー広告の効果は意外に少ないという見方もあり、最近ではTVCMや雑誌広告といった既存のメディアとの併用によって効果をねらうケースも多くなっている。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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