過大請求、架空の支出申請、個人的な支出の業務費用としての申告など、経費の不正利用が後を絶たない。日本CFO協会が実施した、企業のCFO、経理・財務幹部を対象にしたアンケート調査では、73%が「不正が行われているのを見聞きしたことがある」と回答し、見聞きした不正で最も多いのが「経費精算のごまかし」だったという。
こうした経費の不正を見逃したり放置したりすると、他の不正へ拡大する可能性もある。また、不正を働いた従業員の処分の検討や刑事告訴などの対応を求められることがある。経費の不正を防ぐことは、単なる財務的損失にとどまらず、組織内の士気や風紀にも影響を及ぼしかねない。重要性の高い経費の不正対策をどう実施していくべきか。
この資料では、不正発生の要因として「不正のトライアングル理論」を解説し、それぞれの要因に対する組織が対応できる具体的で効果的な対策を紹介する。
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