企業におけるIT活用において、その中核といえるのがERPだ。「人」、「モノ」、「金」といった企業資産の動きを可視化、企業のあらゆる業務データを一元的に管理することで、部門・部署、あるいは業務間の認識のズレを一掃し、経営資源の最適化を促す仕組みであるERP。すでにさまざまな企業で導入・活用がなされており、その代表がSAP ERPだ。しかし、いま多くの企業で、そのSAP ERPが課題となっている。それがSAP R/3のサポート終了への対応だ。また、これまでERPを稼働させていたITインフラだが、いま多くの企業では老朽化対応や、デジタル・トランスフォーメーションを支えるためのインフラのモダナイズの動きなどによりクラウド化が進んでいる。この2つの要因からSAP ERPをクラウド基盤へ移行することを検討する企業も増えているのだ。ここで、1つの疑問が浮かんでくる。どのクラウド基盤をつかうかだ。本資料は、そうした疑問への回答、クラウド移行における解消すべき問題の整理や解消法、さらには運用の最適化といったSAP ERPのクラウド化について、日本マイクロソフトとキンドリルジャパンが解説したセミナーにて利用された講演資料となっている。