Handbookがビジネスモバイルの課題を解消、インフォテリア永井氏--ZDNet Japan 情報共有セミナー

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2014-07-01 11:00

[PR]朝日インタラクティブが5月27日に主催したセミナーより。インフォテリアの永井友人氏は、企業のタブレット利用の現状と課題克服に向けたアプローチについて、詳しい導入事例を用いて解説した。

インフォテリア 永井友人氏(マーケティング本部 フィールドマーケティング部 マネージャー)
インフォテリア 永井友人氏
(マーケティング本部 フィールドマーケティング部 マネージャー)

 セミナーは情報共有の効率化やワークスタイルの多様化をテーマに行われた。登壇したインフォテリア マーケティング本部 フィールドマーケティング部 マネージャーの永井友人氏は、「600社以上の企業が採用するモバイルコンテンツ管理システムがもたらした変革」と題し講演した。

 冒頭で永井氏は、「企業でのタブレット利用は、大きく次のように大別される。まず経営部門、企画部門などオフィスワーカー。そして営業、販売、接客などのセールスワーカー。次に工場や建設現場などのフィールドワーカーだ」と述べ、特にセールスワーカーについて焦点を当てた。


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 セールスの現場では、必要な商品情報が「現場」にないことによる機会損失、組織としてセールススキルの向上に取り組めない、情報不足による現場と商品部門との乖離、セールスとリテンション活動との一体化の必要性などの課題があるという。永井氏は「タブレット導入以前は、適切な情報が不足しており、非効率につながっていた」と語る。

 同社は、情報コンテンツを中央管理して、タブレットに一括配信するモバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」を展開している。モバイル機器の利便性向上を支援、強化するためのツールだ。

 永井氏は「Handbook」の基本思想について、ITやPCの経験が少ない人でも円滑に使えること。豊富なコラボレーション機能。アカウントがない人へも情報統制を保ったまま情報共有が可能--だとする。「最大のポイントは、集中管理。タブレットにファイルを置くのではなく、クラウド上に配置し、アプリケーションにより、携帯端末で閲覧するしくみ」(永井氏)であるため、コンテンツの安全な配信が可能となる。同社は「現在、Handbookの導入実績は620社を超えている」(同)としている。


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 そしてHandbookでは、コンテンツ管理システムがOSやデバイスを隠蔽する形態となり、「IT部門の負担はなく、商品企画、営業部門主体で導入でき、コストは低く抑えられること」(永井氏)も強みだ。さらにデータの転送禁止や保存の禁止を設定したり、期限前の情報を非表示・期限後の自動削除、ユーザ無効化やコンテンツの削除、といった詳細な対応が可能。「PCやITの経験がなくても使いやすく、企業の課題を解消できるもの」と永井氏。

 最後に永井氏は「従来IT化が困難であった現場にさまざまなデバイスが導入されているが、これら多様なデバイスに対応するアプリケーションを用途別に作成し、システムを回収するとなると、企業の負担は大きくなる。これらがビジネスモバイルの課題だ」と指摘し、Handbookや、同社のデータ・システム連携プラットフォームASTERIAが、これらに対処でき、ビジネス現場でのモバイル活用に大きく貢献できるとのべ、講演を終えた。

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