VMwareを仮想化の推奨製品に位置づけ、総合サポートで国内顧客の高い満足度を獲得--富士通

ZDNet Japan Ad Special

2009-10-20 15:00

守るITと攻めるIT、その鍵となるのがVMware

富士通株式会社
プラットフォーム技術本部 仮想化ソリューションセンター プロジェクト部長
上田健治氏

 世界的な経済危機の深刻化により、いかにITコストを削減しながら、最大の効果を得るかが企業にとって大きな課題となっている。富士通では、現在の課題を解決する「守るIT」とコア業務に貢献する「攻めるIT」のバランスにより、投資のスリム化と強靭化の両立を目指しており、そのための重要な技術が仮想化となる。

 富士通では、サーバ、クライアント、ストレージ、ネットワークの総合的な仮想化を国内全域で推進しており、その中でPCサーバやクライアント仮想化においては、VMwareを推奨製品に位置づけている。富士通の上田氏は、「VMware製品を導入した企業からは、TCO削減やサーバ統合、サービスの迅速な提供など、すでに高い評価を得ています」と話す。

ServerView Resource Coordinator VEでVMware環境の統合管理を容易に

 仮想化における富士通の取り組みで特徴的なのが「ServerView Resource Coordinator VE」と呼ばれる運用管理ツールを提供していることだ。ServerView Resource Coordinator VEは、VMware環境のリソースを効率的に管理できる機能を提供する。

 たとえばブレードサーバ「PRIMERGY」の管理を容易にする「ブレードビューア」と呼ばれる機能では、各ブレード上でVMwareがどのように構成されているのか、どのような状況なのかをひと目で確認することが可能。「仮想サーバの電源のオン/オフはもちろん、サーバの故障予兆を検知した場合にVMotionにより仮想サーバを移動させるライブマイグレーションなどの機能も利用できます」と上田氏は言う。

 さらに、VMwareに搭載されている仮想スイッチがどのようにネットワークにつながっているかを可視化する「ネットワークマップ表示」機能も提供される。これにより、ブレードサーバ内の物理ネットワークと仮想ネットワークがどのようにつながっているのかを容易に把握し、ネットワークに障害が発生した場合、問題箇所を容易に特定することが可能になる。


Resource Coordinator管理画面
※クリックで拡大画像表示
富士通株式会社
プラットフォームソフトウェア事業本部 Windows技術統括部 プロジェクト部長
落合隆一氏

 また2009年4月より、VMware Viewを採用したクライアント仮想化ソリューションの提供も開始。富士通の落合氏は、「VMware Viewはセキュリティやコンプライアンスの観点で、大企業からの注目度が非常に高くなっています。また、VMware製品を活用したサーバ、クライアントのシステムにおける富士通の最大の強みは、700を超える多くのお客様への導入実績とお客様の企画段階から設計・構築・運用サービスに渡って広範囲に技術サポートをご提供できることです。」と話している。富士通は、統合運用管理アプリケーション「Systemwalker」、ビジネスアプリケーション基盤「Interstage」、データベース「Symfoware」など、独自開発の主要ミドルウェアもVMware上での稼動をサポートしており、富士通顧客は安心してVMware製品を利用することができる。


Resource Coordinator管理画面
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