Nortel、新社長兼CEOにマイク・ザフィロフスキーを任命

ノーテルネットワークス株式会社

2005-10-17 22:00

トロント発 :Nortel* Networks Corporation [NYSE/TSX:NT] (以下 Nortel)は、同社取締役会がMike S. Zafirovski (マイク・S・ザフィロフスキー)を新たな社長兼CEO (最高経営責任者)に任命すると発表しました。Zafirovskiは現副会長兼CEOであるBill Owens(ビル・オーウェンス)の後任として、2005年11月15日付けで就任します。

Nortelの取締役会会長を務める Harry J. Pearce (ハリー・J・ピアース)は「Mike Zafirovskiは、優れた多国籍企業2社で、リーダーとしてチームを構築、主導し、多くの価値を創出してきた経験と実績を持ちます。Bill Owensがこれまでに築いてきた事業をさらに発展させ、当社を次のレベルに導くリーダーとして、彼はまさに適任者でしょう」と語っています。

Zafirovskiはこれまで30年間、先進的なグローバル企業として広く知られるGeneral Electric社とMotorola 社の経営の最前線で活躍してきました。1975年から2000年までは、General Electric社の主幹事業にて経営トップを務め、GE Lighting 社 の社長兼CEO、GE Capital Mortgage Corporation 社の社長、GE Capital Fleet Services 社の社長兼CEOなどを歴任しています。2000年にMotorola社に移った後は、Personal Communications Sector (パーソナル・コミュニケーションズ・セクター)の社長兼CEOを務めたほか、2002年から2005年まではMotorola社のCOO (社長兼最高執行責任者)を務めました。Zafirovskiは現在51歳です。

Pearceは現副会長兼CEOであるBill Owensの功績について、次のように述べています。
「Bill は、当社が創業以来もっとも困難な課題に直面し急務に迫られていた時に豊富な経験と、信頼、統率力を備える人物として就任し、期待とニーズに応えてくれました。取締役会、従業員、投資家、パートナー、顧客を代表して、彼に心より謝意を表します。

Billは社内に安定をもたらし、あらゆるステークホルダーからの信頼を取り戻してくれました。顧客の信用を失わず、また社内を取りまとめて財務報告書の修正と更新を完了しました。Bill Owensの素晴らしい功績を基盤として、MikeがこれからのNortelを築いていくと期待しています」。

Owensは「私たちは、これまで繰り返し述べてきたとおり、成功を得るためにビジネスを行っています。Mikeの取締役会への参加は、この目標を達成する上でもっとも重要なステップとなるでしょう。Mikeの世界的な通信事業および経済界での優れた実績は、Nortel、Nortelの株主、顧客に大きく貢献すると期待しています。私たちは、彼のリーダーへの就任を喜ぶとともに、これまで19か月間の数多くの達成にも誇りと喜びを感じています。財務面においても健全性を取り戻した当社は、この堅固な基盤をもとに、新たな体制の強力な経営陣を核として、世界の重要な市場においても事業を拡大させています。Nortelの従業員、顧客、パートナーは非常に素晴らしく、これまでのサポートに深く感謝しています。私自身は今年65歳になりますが、私たちが達成したこれまでの成功をさらに推進できる、実績のあるリーダーに会社を託せることを、とても嬉しく思います」と語っています。

Zafirovskiは次のように述べています。「私はこれまで、社内にある多くの知力や人的資本を活用することによって成功を収めてきた組織のなかで働いてきました。Nortelは、それらの組織と同じ特徴を持っており、さらにその上にリーダーシップと革新を持ちつづける伝統、世界市場における存在感、また卓越した技術力を兼ね備えています。Nortelに参加できることを大変嬉しく思います。

Billは、世界市場における重要なチャンスを活かすための独自の位置づけと将来性を持つ会社を確立してくれました。Billのこれまでの多くの業績は、顕著かつ意義深いものであり、その貢献に心から感謝しています。Nortelのように、革新的なリーダーシップという伝統と、顧客基盤を持ち、また重要かつ急拡大を続ける市場においても羨望を集める企業は、非常に数少ないと思います。世界的にダイナミックな活動を展開するNortelのメンバーとともに働けるチャンスを与えられたことを、心より喜んでいます」。

Zafirovskiはマケドニア出身で、1969年に米国に移住しました。妻 Robin との間に3人の息子がいます。The Boeing Corporationのディレクターであるとともに、多数の慈善団体や教育機関のディレクターも兼任しています。

またZafirovskiは2005年11月15日付けで、Nortelの主要運営子会社であるNortel Networks Limited (NNL)の社長兼CEO、NortelとNNLの取締役会メンバーにも就任します。

Bill Owensは、Nortelを退職後も引き続き世界中のさまざまな取締役会のメンバーとして優れた企業統治を推進するほか、実業家としての活動、メセナ活動などを行っていきます。

Nortelは2005年10月17日 (月)、東部夏時間の午後1時から記者会見、ウェブキャストを行います。ウェブキャスト (聴取のみ)には (リンク ») にアクセスし、参加することができます。

Nortelについて

Nortelは、人々の生活、体験を豊かにし、世界規模のビジネスに刺激を与え、全世界において最も重要な情報を守ることのできるコミュニケーションを提供する分野において、国際的なリーダーです。Nortelは、通信事業者と企業の双方に向けて、革新的なテクノロジー・ソリューションを提供しており、エンド・ツー・エンドのブロードバンドサービス、VoIP、マルチメディア・サービス、アプリケーション、ワイヤレス・ブロードバンドなどの各ソリューションによって困難な課題を解決するために尽力しています。Nortelは、世界150ヵ国以上で活動を展開しています。 詳細な情報に関しては、www.nortel.comをご覧ください。また、当社に関する最新のニュースは、www.nortel.com/news でご覧いただけます。

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これらの要因その他の詳細については、Nortel が米国証券取引委員会に提出した最新年次報告書Form 10-Kおよび四半期報告書Form 10-Qに記載されています。Nortelは、準拠すべき有価証券関連法により要求されない限り、新情報、将来の出来事その他の結果に拘わらず、あらゆる予示的声明を含め、このプレスリリースのあらゆる記載情報について、それを更新・改正する意思あるいは義務を放棄します。

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