イーシステムと高速屋が業務提携、超高速データベースを使ったセキュリティログ分析ソリューションを提供へ

~ 情報漏洩対策と生産性分析分野で共同展開 ~

イーシステム株式会社

2005-06-27 21:00

イーシステム株式会社と株式会社高速屋の両社が業務提携、イーシステムのログ分析ノウハウを活かしたSDKと高速屋の高速機関を利用し、ログ分析ソリューションを提供する。
イーシステム株式会社(本社:東京都港区港南2-15-2、代表取締役社長:渡辺博文)と株式会社高速屋(本社:東京都墨田区江東橋2-19-7、代表取締役社長:新庄敏男)の両社は、ログ分析ソリューション提供に向けた業務提携を行うことを発表いたします。

企業の情報セキュリティ強化においては、企業内PCやネットワーク上での様々な挙動に対する詳細な監視が重要な要素となりますが、一方でセキュリティの高度化に伴う監視機能の向上はログの急激な増大につながります。このため、企業におけるセキュリティ環境の維持・改善には、監視機能を強化する一方で、急激に増大するログをいかにリアルタイムに近い形で把握・分析し、得られた結果に対応するかが極めて重要となります。

今回の業務提携により両社は、情報セキュリティソリューションの共同展開で培ってきたノウハウをベースに、セキュリティ分野における各種ログ分析ソリューションを高度化し、より詳細かつ多岐にわたるソリューションを提供するだけでなく、BPR(生産性分析・改善)等の様々なデータ分析ソリューション分野へのサービス展開を開始します。

具体的には、下記の内容で業務提携を進めてまいります。

1. イーシステムは、「E-SYSTEM E-TRACKERTM」で実現した高速な分析機能を活用し、開発ベンダーおよびユーザーが、必要とするログ情報を分析する目的でカスタマイズができるSDK(Software Development Kit)を開発、供給いたします。

2. 高速屋は、「高速機関®」と前記SDKとの組み合わせによる、ログ情報分析システム作成のコンサルティングおよび開発サービスを提供してまいります。

3. 両社は、まずセキュリティ分野をターゲットに、ログ分析サービスの共同マーケティング活動を展開してまいります。

4. 本業務提携は、セキュリティログ分野以外の各種ログ分析に応用可能なため、順次各分野に対応した協業を実施してまいります。

両社は、本年7月より共同展開を本格化し、初年度20件の顧客獲得を目指します。


■報道関係からのお問い合わせ先は以下の担当へお願いいたします。

イーシステム株式会社/企画部 マーケティンググループ 鎌田祐生紀
電話:03-5781-8778    E-mail:marketing@e-system.co.jp

株式会社高速屋/営業部 主任 本田伸一
電話:03-3846-3810 E-mail:honda@kousokuya.co.jp

用語解説

<E-SYSTEM E-TRACKERTMについて>
2005年4月の個人情報保護法の全面施行を追い風に、好調に売上を拡大している情報セキュリティソリューション「E-SYSTEM E-TRACKERTM」は、イーシステムのデータ分析におけるノウハウと高速屋の「高速機関®」をベースとした超高速ログ分析機能を最大の特長としています。「E-SYSTEM E-TRACKERTM」は、すでに34ライセンスの販売実績があり、情報漏洩の予知や迅速な漏洩個所原因発見が可能なセキュリティ環境維持・管理ソリューションとして高く評価されています。

<「高速機関®」について>
「高速機関®」は、従来型リレーショナルデータベース(RDB)と比べて約100倍の処理速度を誇る画期的なRDBです。従来型RDBがいまだに20年以上前のコンピュータアーキテクチャを前提としているのに対して、「高速機関®」は、最新のコンピュータアーキテクチャを前提に、データ処理形式を根本から変更することで驚異的な処理速度を実現しています。外部から見た機能は世界標準のSQL92に準拠、標準のアプリケーションインターフェイスODBC/JDBCを装備しており、既存システムへの親和性を確保しています。

<イーシステムについて>
イーシステムは、企業のCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)実現のための戦略策定・プロセス改革・システム構築・運用を支援するソリューションベンダーです。企業とその収益の源泉である顧客との関係をより深く、継続的なものにすることで収益の最大化をめざし、経営革新を続ける企業を総合的に支援します。シティバンクやGEキャピタル、バイエル薬品等、数多くの企業における豊富な経験と実績に基づき、多種多様な業種、事業形態に最適なシステムとアプリケーションを提案します。

<高速屋について>
高速屋は、大量なデータの高速処理に特化したITベンチャー企業であり、データ処理の基本技術に関しては世界最高水準を誇っております。「高速機関®」は既存のRDBと比較して100倍の処理速度を実現しており、実際に評価していただいたユーザ企業、SIer様から高い評価をいただいております。「高速機関®」は、既に10数社での実運用システムが稼動中であり、大量データの高速検索、集計、バッチ処理の高速化など、情報系アプリケーションの分野で極めて高い評価を獲得しています。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

イーシステム株式会社の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]