NTT西日本、SSL VPNサービスにF5のFirePassを採用

F5ネットワークスジャパンは本日、NTT西日本のネットワーク構築サービス「N.prosol」において、F5のSSL VPNアプライアンス製品「FirePass」が採用されたことを発表しました。

F5ネットワークスジャパン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：ティム・グッドウィン、以下F5）は、西日本電信電話株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：森下俊三、以下、NTT西日本）が同社のネットワーク構築サービス「N.prosol（エヌプロソル）」において、F5のSSL VPNアプライアンス製品「FirePassリモートアクセスコントローラ、以下FirePass」を対応製品として採用したことを発表します。

NTT西日本のN.prosolは、機器や回線の提供、提案から工事、保守までをオールインワンで提供しネットワークを構築するサービスです。NTT西日本が情報流通企業として培ってきたネットワーク構築のソリューションノウハウを活かし、中小規模の企業や自治体などが安価に迅速にネットワーク環境を構築するのをサポートするイージーオーダー型のパッ
ケージとして、2003年5月より提供されています。N.prosolは9種類のソリューションパッケージにより構成されていますが、F5のFirePassはそのうちの「インターネットVPNソリューション」の「SSL－VPNパッケージ」（2004年4月より提供開始）で採用されました。

FirePassは、専用のクライアントソフトウェアが不要なSSL VPNアプライアンスで、Webブラウザのみでインターネット環境から安全に、イントラネットやメール、共有ファイルといった社内リソースにリモートアクセスできます。また標準搭載の「VPNコネクタ」により、クライアントサーバ系のアプリケーションや業務アプリケーションへのシームレスな接続も実現しています。N.prosolを利用することにより、顧客は利用用途や拠点数など、それぞれのニーズに応じた最適なSSL VPN環境をFirePassを使って容易に構築することが可能になります。

FirePassは、
(1)対応アプリケーションが豊富である、
(2)VPNコネクタで非Webベースのアプリケーションにも標準で対応するという点が高く評価され、中～大規模の顧客向けの案件における最適のSSL VPN製品として採用が決定されました。

NTT西日本によるFirePassの採用に関して、F5ネットワークスジャパンのティム・グッドウィンは次のように述べています。「日本を代表する通信事業者であるNTT西日本が提供するSSL VPNサービスの対応製品として、FirePassが採用されたことを心からうれしく思います。それは、VPNコネクタなどFirePassの特長的な機能が評価されたことに加え、キャリアサービスという最も厳しい運用性が要件とされる市場で製品の信頼性、安定性が実証されたからです」

今回のN.prosolでの採用を踏まえ、F5はエンタープライズ市場についでキャリアサービス市場においても、FirePassの製品優位性を維持できるよう、引き続き機能・性能の向上に努め、SSL VPN市場の拡大に取り組んでまいります。

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※文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

■F5ネットワークスについて
F5ネットワークスはIPベースのトラフィックをダウンさせることなく、Any user, Any device, Anywhereのアクセスを実現します。F5の製品はサーバとサーバ上にあるアプリケーションへのアクセスに、セキュリティと信頼性をもたらします。F5はまた、ネットワークとアプリケーション間のコミュニケーションを自動化し、人手によるネットワーク管理の負荷を軽減します。
インテリジェントロードバランシングの先駆者であるF5は、ビジネスの最適化とIT投資効果の向上を目指して進化を続けています。そのミッションとして、企業がビジネスにおいて成功を遂げるために要求されるアベイラビリティ、スケーラビリティ、パフォーマンス、そしてセキュリティをシステム全体にわたって提供します。現在6,000社にのぼる企業とサービスプロバイダーがF5のソリューションを導入しています。

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